投稿

ラベル(ロシアの医療)が付いた投稿を表示しています

【誰得生活情報@ロシア】スプートニク-V を接種してきた話

イメージ
ロシアで昨年12月に始まったコロナウイルスの予防接種。最初は医療関係者、教育機関勤務者、警察官が対象でしたが、今年1月からは基準を満たしている人は予約さえすれば誰でも無料で受けることができるようになりました。 ※リャザンの場合、短期居住許可(РВП)または長期滞在許可(ВНЖ)と保険証(ОМС)、年金カード(СНИЛС)を持っていない外国人は今のところ対象外です。モスクワなどの大都市では状況が違うかもしれません 当初は5月か夏休みにでも受けようかな~悠長に構えていた私ですが、勤め先である大学にリャザン国立医科大から予防接種実施チームが来ると知らせがあったので、予約をして接種を受けてきました。 公式サイト より拝借した写真 接種の流れ 接種の流れは大まかに以下のような感じでした。 国立の医療機関で受ける際とは若干違うかもしれませんが、参考まで。 1 問診表の記入 生年月日などの基本情報のほか、持病の有無や直近でのコロナ感染者との接触の有無、服用中の薬、女性には妊娠中か、または妊娠を計画中かなどなどの質問が書かれているので、それに記入します。 また、予防接種に関する説明の書類も渡されます。内容は接種の流れや接種後の禁止事項、出る可能性のある副反応の症状についての説明が書かれています。 2 身分証明書、保険証、年金カードを提示 パスポート (外国人の場合は代わりに ВНЖ か РВП) 保険証(ОМС) 年金カード(СНИЛС) を提示し、担当者が情報を接種者情報一覧に記入します。 モスクワなどの大都市や国立病院だとどうなのかわかりませんが、うちの大学に来た医科大の予防接種実施チームは書類の情報を1人分ずつ、専用の手帳に手書きで書き写していました。 接種後に ГосУслуги(ゴス・ウスルーギ:オンライン市役所的なもの)にデータが反映されて、最終的に接種完了証明書も発行されるので、大事な手続きです。 3 医師による問診 & 体温測定 1で問診表に記入した内容に間違いがないか、医師が再度、口頭で確認していきます。 最後に接種の同意書にサインをし、そしてその後で体温を測ります。 4 接種 そしていよいよ接種ですが、大して痛くもなく、アッサリ終わります。ワクチンを打つのは左腕の三角筋です。 接種後にワクチンを打った側の腕に痛みが出ることがあるので、左利きの人は右腕に打...

ロシアの産婦人科 再度検査へ

イメージ
これもまた昨年の話になってしまいますが、 前回 予約を取った詳しい検査とやらをしに、かかりつけの産婦人科に行ってきました。 前と同じ写真ですが、サムネ用ということで。 ロシア情報というよりは単純に婦人科の話になると思うので、ご了承ください。 ここまでの流れ 大学からするように言われた 人間ドック 的なものの際に産婦人科のおじいちゃんにポリープがあるから手術して取ってもらうよう言われたのが11月。 その後自分のかかりつけの婦人科医が表院の予約サイトに現れるのを待つこと1か月以上。 やっと予約が取れて行ってみたら 当の医者はその日が最終勤務日。診察もそこそこに新しい先生の丸投げされたのでありました。 新しい先生はいい先生で、一度しっかり検査をしようということで手術室(!)の予約を入れてくれた……という流れでした。 んで、この”しっかりした検査”というやつに、師走もいよいよ大詰めの時期に行ってきました。 持ち物は意外と少なかった 今回の検査に際して持ってくるように言われたのは3点。 院内用スリッパ 一応手術室ということで、いつもの Бахилы (バヒールィ:靴カバー)ではダメらしい。なので、後で水洗いできる、CROCSみたいな感じのスリッパ…というか、サンダルを持っていきます。 使い捨てシート Одноразовая пеленка(アドノラーゾヴァラ・ペリョンカ) 検診の時に持っていくのと同じような、使い捨てのシートを持っていきます。因みにもし忘れても一応病院にありますが、不織布製のうっすいやつです(笑) 生理用ナプキン 処置後の血液やおりものがある場合に服を汚さなため。 のみ。 コルポスコピー で、してもらった検査はコルポスコピーと言います。 この検査はコルポスコープという特別な拡大鏡を使って、子宮頸部を診る検査で、今回の私のように子宮頸部びらんやポリープなどの疑いのほか、子宮がんの疑いがあるときなどに行うようです。 これがコルポスコープ。物々しい機械でちょっと驚きました…(笑) 手術室(Операционная:オペラツィオーンナヤ)は正直に言って、だだっ広い、ちょっとこぎれいな病室って感じでした。……が、置いてある機器は診察室物の都は別物!内診台も電動で高さなどが変えられるタイプのもの...

ロシアの産婦人科 3年半ぶりに行ってきました

イメージ
かれこれ1ヶ月ほど前、大学職員のための 人間ドック で子宮頚管にポリープがあるといわれた私。さっそくかかりつけ医の 診察予約 を入れ、先週行ってきました。 3年半ぶりの産院 去年までは国立病院の4階にあった婦人科ですが、今は産院と合併し、同じ建物内に移転しました。つまり、産院の1階部分が婦人科になったのです。 さーて、3年半ぶりに戻ってきました産院! (今は産婦人科だけど) まずは建物の裏にある婦人科専用の入り口から中に入り、カルテを受け取り、診察を受けに行きます。 ところで最近は国立病院でも靴カバーをくれるところが増えてきました!以前はFixPrice(ロシアの100均的なお店)で買った物を持って行ったけど、必要なかった^^ 来て早々知らされた、かかりつけ医の退職 カルテの受け取りをしているところで、ここに勤めている友達のママにばったり。そして彼女から衝撃の一言を聞いたのです。 「あなたのかかりつけ医、今日が最終日なのよ」 マジかー! 年齢は年金生活を始めるにはまだ少し時間がありそうな先生だったので、おそらくほかの病院に行くのでしょう。(国立大学同様、国立病院のお給料もかなり低いので……) さて、気になる診察結果ですが、内診では赤みはあるもののポリープらしきものは見つからず、Мазок (スメア:組織の一部を採取してする検査)のサンプルを取って終了でした。 あれ…?あのおしゃべり好きなおじいちゃん先生には「近いうちに行って手術してもらうんじゃよ~」って言われたのにアッサリだな…とも思いましたが、なんてったって最終日。とにかく今日を乗り切って、次の人に丸投げ……じゃなくて、引継ぎをしたかったのでしょう。 「次回からは〇〇先生のところに行くのよ。」 と、新しい先生の名字も無事にゲット。その日は大人しく帰りました。 そして新しい先生のもとへ そして5日、検査結果を聞きに今度は新しい先生のところへ。 まずは担当医変更&長らく婦人科にかかっていなかったので、個人情報取り扱いに関する書類に改めてサインをしたりしました。 前回行ったスメア検査の結果ですが、異常はみつからなかったようです。そして話は今回婦人科に来た経緯についてに。 人間ドックでポリープがあるといわれたけど、先週、前任のかかり付け医に...

ロシアの病院 ネットで予約

イメージ
先日、仕事の関係で受けた 健康診断 でちょっとした問題が見つかった私。早速問題解決すべく動き出しました。 問題の正体は…… 見つかった問題というのはズバリ、 子宮頚管ポリープ 。 いやぁ~、ポリープなんて言葉、医療ドラマぐらいでしか聞いたことがなかったので、先日の健康診断の時の婦人科医のおじいちゃんに 「おみゃーさん、子宮頸部にポリープが見っかったよ。  近々手術して取ってもらいんさい。」 と言われた時には、一瞬血の気が引きました(笑) でも調べてみると、すべての年齢層の女性に見られるもので、30~50代、特に経産婦に多いっていうから、めっちゃ自分のことじゃあーりませんか。しかも悪性である確率もそんなに高くないというし、手術も簡単に終わるというからちょっと安心しました。 さて、自然に治るものではないし、イボのようにいつかボロッととれるものでもないということも分かったので、さっさと腹括って婦人科に行くとします。というわけで、さっそく病院に予約を入れました。とはいえ、空きがあかったので行くのは今月末なのですが……(^_^;) あー。婦人科、産後に会陰縫合の 糸 を切りに行って以来なので実に約4年ぶり。しかもこの4年の間に何と国立病院内にあった婦人科が、産院に移動したんだそうな。 しかも、以前は婦人科の予約は病院に赴かないとできなかったのですが、去年だかに産院と同じ建物に移転してからはネットで予約ができるようになりました~! ネットで診察予約 リャザンの場合、病院のオンライン予約は このサイト からできます。 サイト登録なども不要。有効な保険証の番号さえあれば予約可能です。もちろん ГОСУСЛУГИ 経由での予約もできますが、私はまだ登録が完了していない(というか、登録完了のためには町に反対側にあるらしい中央オフィスに行かなきゃならない)ので、ここから直に予約を入れています。 私も詳しくはまだわからないのですが、 ГОСУСЛУГИ を通したところで、変わることといえば毎回長~い保険証の番号を打ち込まなくてよくなる程度のメリットしかなさそうです。 さーて、約2週間後、ちょっくら病院行ってきます。

ロシアの私立病院 人間ドック的なものに行ってきました

イメージ
先日の 失業の危機(?) からしばらく経ちましたが、ただいま絶賛、必要書類の準備中です。 必要書類は 申請書(Заявление) 健康診断書 (Медицинская справка) 犯罪経歴証明書(Справка об отсутствии судимости) 学歴証明書(つまりは卒業証明書) の4点。 今のところ実質準備ができているのは申請書のみ。 結局あの時は家にパスポートの翻訳がなかったので、翌日の午前に翻訳会社へ行き、パスポートの翻訳を注文、午後の空き時間を使って翻訳の受け取り&町の中心部にある МФЦ( 多機能センター)で犯罪経歴証明書の申し込みをしました。 申し込みが完了した趣旨が書いてある書類をもらったので、とりあえずこれのコピーを提出すれば問題ない…かもしれません。 そして人事課で健康診断の紹介状も受け取ってきました。この健康診断は大学が提携を組んでいる私立クリニックで受けます。ちょうど健康診断を受けるタイミングが重なった同僚の先生と一緒に行ってきました。 ……というか、同僚の先生は日本で健康診断を受け、それを翻訳と一緒に持ってきたそうなのですが、人事課のお気に召さなかったようで、結局こちらで受けなおすことになったそうです…(^_^;) ところで、紹介状の裏側に当日の持ち物が書いてあるのですが、その中に「ロシア連邦パスポート」とありました(笑)ロシア人も外国人も同じフォーマットを使いまわしているから仕方ないのだけれど、ちょっと笑えました。 さて、健康診断ですが、クリニックが朝9時開業なので朝っぱらから行ってきました。うちの学科、午後から授業なので午前は授業の準備や院の宿題をするための貴重な時間なんだけど、背に腹は代えられぬ。 健康診断は  Мед-Ком という私立クリニックで受けてきました。 人事課でもらった紹介状を受付で提出すると検診を受ける科のリストなどがもらえます。これをもって各科を回ります。 スタンプラリー、開始! 検査内容は 血液検査 尿検査 心電図 胸部X線 皮膚科 婦人科 精神科 耳鼻咽喉科 行く順番は自由で、すいているところから順番に行きます。 ちなみに尿検査は薬局で検尿カップを買って、それに朝イチのものを入れ...

ロシアの幼稚園 入園準備編 ⑧ 健康診断のつづき

イメージ
以前からちょこちょこ続けていたほっぺちゃんの入園前健康診断。リストに載っていたすべての科を回り切ったので、先日かかりつけ医のところに行ってきました。 1歳児検診とツベルクリン反応で行って以来なので、実に2年ぶりのかかりつけ医の部屋。かかりつけ医本人に会うのは、1年半ぐらい前にほっぺちゃんが風邪をこじらせて、家に診に来てもらって以来。 ところで、ロシア(旧ソ連圏も?)ならではのありがたいシステムで、3歳以下の子供が38度以上の高熱を出した時や発疹が出た時などは、病院に電話すれば平日なら当日若しくは翌日にかかりつけ医が、土曜なら当直のお医者さんが家まで診察に来てくれます。ほっぺちゃんも2,3度お世話になったことがあります。 さて、話を戻しまして、久しぶりの再会を喜んだあとは本題へ。いつも受付で受け取るカルテと、各科を回ってサインとスタンプを集めた 小児用カルテ (後に幼稚園に提出する)を渡したところで新事実が発覚しました。なんと、病院の受付に書いてあった以外に、女児は婦人科の検診も受けなければいけないとのこと。幸い婦人科の先生はまだ休暇に行っていなかったので、その場で予約を取ってもらいました。 あとはこの時に次回かかりつけ医のところに来る際に必要な書類を知らされます。 子供の保険証のコピー 診察同意書(幼稚園にいる看護師が子供を診ることへの同意書。かかりつけ医からもらいます) 診察同意書のコピー あとは身長と体重を計って、この日は終わり。後日行った婦人科では、おまたをちょこっと見るだけで終了。あとは2才の時にし忘れていたツベルクリン反応をして、いよいよラストスパートです。 以下の検査を1日で一気にします。 尿検査(家で採ったものを提出) 検便(家で採ったものを提出) 血液検査(予約制。空腹で受ける必要あり) ぎょう虫卵検査(指定の時間に検査用の部屋へ) この中で予約制なのは血液検査のみなので、血液検査の予約を取った日に残りの検査もします。どれも朝の8~9時の間のみ受け付けなので、日によっては結構あわただしくなるかもしれません。この4つの検査を無事終えたら、当日の夕方以降にかかりつけの小児科医のところに結果をききに行きます。この際は基本的に予約は不要です。 検査結果に異常が無ければ、幼稚園に提出する用のカルテ、保険...

整形外科の話の続き

先日、 入園前健康診断で整形外科に行った 際、歩き方が変と言われた件ですが、家に帰ってから落ち着いてカルテを読んでみると、 плоско-вальгусная стопа と書いてありました。日本語で言うところの「X脚」のことかと思います。 そういえば歩き始めたばかりのころはO脚っぽいと思っていたけど、最近なんとなくX脚っぽく見えるようになってきたな~、と思っていたんです。 調べてみたら、これ、どうやら小児性X脚とでも言いますか、成長の過程で一時的にX脚になりやすい時期があるみたいなんです。で、ほっぺちゃんは今ちょうどその時期に当てはまります。(因みに2歳ごろまでO脚気味なのも、度を越えてなければ普通のことなんだとか) いつも健康関連の疑問を解決するために参考にしているロシア語のサイトにも、 小児性X脚(←この際便宜上、こう呼ばせてください)は放っておいても小学校の低学年ごろまでには直る。早く治したかったら特別なトレーニング(平均台の上を歩くなど)をすることもできる。家では靴は履かせず、外では散歩のときに極平たんでない道を歩かせることが効果的。 と書いてありました。 というわけで、 плоско-вальгусная стопа は相当ひどくない限りは放っておいても治る。 普通の生活が送れている時点で気にする必要無し。 家での室内用靴はまったくもって不要。 とにかく子供を歩かせよう。 という結論に至りました。 ほっぺちゃんが現時点でX脚気味だけど、これがほとんどの場合は一過性のものであると説明もせず、室内履きを勧めてきた整形外科医のおばちゃん……医者としてどうなんでしょうかね。しばらくお世話になることは無いと思います。骨折でもしなければ、次回はおそらく小学校入学前でしょう。だ・すびだーにや。 あ、でも行けと言われたトレーニングは近々予約します。紙書かれちゃった以上、行かざるを得ないし、どうせ無料だし。何なら初日に担当の人にほっぺちゃんを見てもらって、本当に通う必要があるのか質問してみようと思います。 それで「毎日必ずきて!チェックされてるから!」と言われたらおとなしく通い、「いや別に……」と言われたらその場で終了証明を書いてもらうか、期間の最終日に紙だけ受け取りに行く、という方法を取ろうかと思います。相方にその話を...

ロシアの幼稚園 入園準備編 ② 健康診断へ

イメージ
もう先週の金曜の話なのですが、幼稚園入園のための健康診断、 先日予約が無事完了 した分の診察に行ってきました。 前回の言語療法科と歯科に続き、本日は 神経科 耳鼻咽喉科 整形外科 眼科 に行ってきました。 病院を嫌がったり怖がったりしないよう、まずは事前の言い聞かせ。 私「幼稚園に入る前に、病院の色々な先生にご挨拶に行くんだよ。   3さいです。大きくなりました!って^^」 ほ「でも、びょういん、こわいね?(アニメなどでそういうシーンを見た)」 私「ほっぺちゃんは元気だから、病院に行って、色んな先生に会って   おおきくなったね~って褒めてもらうんだよ。行く?」 ほ「行く!」 そして肝心の病院ですが、去年あたりからリフォームが始まって、1階のロビーには熱帯魚のいる水槽、各階に授乳スペース(もう使わないけど)、そしてちょっとした遊具が置いてあるキッズスペースができたので、娘は大喜び。 車がお気に入り 掴みはバッチリ。 まずは神経科。雑談をしながら膝をおなじみに黒いハンマーでコンっとしてアッサリ終了。耳鼻咽喉科もアッサリ終了。どっちの科でも「大きくなったわね~」「ちゃんと挨拶できて、おりこうさんね~」とほめてもらって、ほっぺさんゴキゲン。この調子で全部アッサリクリアかな?と気楽に考えつつ、整形外科へ行くと、廊下は人であふれていました。 予約済み組と、当日組が並んでいて、当日組はさらにギブスを外す組と、レントゲン予約組に分かれているという状況。これは修羅場の予感……女たちの、診察室に入る順番を決める仁義なき戦い(という名の罵り合い)が始まるのか……と思いきや、予約者最優先ということで、ほぼ時間通りに診察を受けられました。 ですが、ネタはここから。今日担当の整形外科医は、1歳児検診の時と同じ人でした。 わざとなのか、デフォルトなのか、話し方が怒鳴っているような感じで怖い。診察室に入った途端、 医「子供の靴脱がせて!靴下も!ズボンのすそはめくる!」 と、矢継ぎ早に指示が飛んできます。 医「カルテ!」 ここは軍の養成所か何かか?と思いながら、汚れないようにファイルに入れておいたカルテを出すと、それを見て、 医「なんで廊下にいる間に出しておかないの!」 私「は...

ロシアの幼稚園 入園準備編 ① 健康診断の予約

イメージ
後退する順番待ちから 何故か一気に入園予定児リストに名前が載った ほっぺさん。 入園準備が始まりました。 まずは健康診断からスタート。入園予定児の健康診断は、居住地区を管轄する小児病院(Детская поликлиника)でします。夏が近くなると医者たちも順番にバカンスに入るので、早め早めに……。 あ、ところで、健康診断に行く前に、最寄りの書店または文具店、印刷物のキオスクで小児用カルテ(Медицинская карта ребенка)を買う必要があります。(病院内で売ってくれよって思うのは私だけ……?) 見た目はこんな感じ。 予約に関しては、他の地域のことは把握していませんが、リャザンの場合は入園前健康診断は一般とは別の予約枠があるようです。病院によって予約受付日が違うの要確認。私たちが行く病院の入園前健康診断の予約受付は金曜の朝から。予約はオンラインでもできるようなのですが、システムがイマイチわからなかったので、病院へ行って予約の順番待ちをしました。 入園前健康診断の項目は 神経科 外科 整形外科 眼科 耳鼻咽喉科 歯科 心理科 言語療法科 の8つで、受付で予約をするを全部の科を(空きがあれば)同じ日に予約できます。 キレイに撮れていませんが、念のため…… 行ったのが少し遅かったのですが、外科以外は無事予約が取れました。 検診に行くときは事前に買っておいた「小児用カルテ」を持参のうえ、受付でいつものカルテを受け取ってから各科に行きます。 因みに私たちが行く病院は言語療法科と心理科は予約なしで、その科が開いている時間に行けばOKです。この日はたまたま言語療法科が午前に開いている日だったので、早速行ってきました。1つクリア。 あと、これもうちの病院の場合だけかもしれませんが、歯科に関しては別の最寄りの国立歯科に行く必要があります。ここも入園前検診の場合は予約不要でした。2つ目クリア。 あとはまた来週の金曜に外科の予約を取って、残りの科に行くだけ。スムーズに進むことを祈っています。

猫の闘病生活

イメージ
日本へに一時帰国の準備を進めなければいけな時期なのですが、相方が持って帰ってきたと思われる風邪ウイルスを家族みんなで仲良くリレー中………正確には相方はバトン持ちっぱなしで、私や娘は一時的に一緒にバトン持ちながら並走してたんですがね(笑) さて、そんな話はさておき、今日は我が家のお猫様のこと。 すでに先週のことですが、我が家の猫が急に餌を食べなくなりました。そしてトイレにも行っていない…というか、行っているけど出ていない様子。このようなことは今までなかったので心配になったのですが、タイミング悪く相方と娘も体調を崩していたので病院へ連れて行くのは次の日に見送りました。 今思えばこれがいけなかった。翌日には今まで入ったことのなかった浴槽の下のスペースやベッドの下の奥底深くに入ってうずくまるようになってしまい、歩くのもヨロヨロの状態にまで悪化してしまいました。 動物は自分の体調不良を最後の最後まで隠しかちだと前々から聞いてはいましたが、まさか1日でこんなになってしまうまで隠しているとは… 流石に明日に引き延ばすことはもうできないだろうと判断し、まだ体の重い相方にお願いして、浴槽の下のスペースから引っ張り出して病院に連れて行ってもらいました。 どうやら尿道が詰まった上に膀胱に血尿が溜まってしまっていたようで、カテーテルで排尿をし、中を洗浄してもらいました。それから数日処方された薬を注射&服用させ、洗浄も行っていたのですが、どうも症状がよくならない上にカテーテルが血の塊で詰まってしまうので医師に相談したところどこかに結石ができている可能性があるのでエコーを〇〇病院でやってくるようにと言われ、昨日行ってきました。 結果、どこにも結石は見つからず、診てくれた医師いはく、 「今までそれなりの年数働いてるけど、結石なんて見たこと無いよ。  おそらく膀胱炎かウイルス感染が原因でしょう。  血液検査でほぼ確実に原因がわかりますよ。  それと、カテーテルは意味がないかと思います。」 とのこと。 エコーのあとはカテーテルを外し、血液検査のための採血をしました。結果は翌日(つまり今日)わかるのですが、上記の話を最初の医師に知らせて指示を仰ぐため夕方いつもの病院へ行きました。報告の際、相方がエコーと血液検査をやった病院の名前を間違えて別の病院名を...

そして災難は続く(笑)

先日ほっぺちゃんが 熱を出した 我が家ですが、今度は私がやられました。 …といっても、熱が出たんじゃなくて、謎の腹痛。 火曜日の夜からどうも胃のムカムカが収まらず、一昨日の朝からはそこにダルさと微熱が加わりました。そしてみぞおちの辺りに鈍~い腹痛。食欲は完全になくなって、ほぼ1時間ごとに吐き気を催すものの、何も食べてないのでもちろん何も出ず。(汚い話ですみません) 娘の世話も結構しんどくなったので、相方に仕事を早上がりして帰ってきてもらいました。 んで、医者にうちに来てもらおうと電話したら、救急車を呼ぶことに。 出産のとき以外で救急隊のお世話になったのはかれこれ6、7年前。インフルで高熱出した時に強面のオッサンがやって来てお尻に解熱剤を注射されて以来。その時は注射だけで、病院への搬送はありませんでした。 救急車を待っている間、また今回もカッコよくもなんともないオッサンが来て注射なのか…?とビクビクしていたところ、今回はなんと若くて綺麗なお姉さん2人がやって来た(笑) 状況を説明し、お腹の触診をしてもらったあと「盲腸ではないと思うけど、念のため検査しますので、病院へ搬送します」と言われ、人生2度目の救急車、乗ってきました。 準備をしている間考えていたことは 「ほっぺちゃんのご飯、作り置きでよかった~。」 「…でも明後日までの分しかないぞ…」 「処方される薬によっては断乳かぁ~」 ………はい、自分が思っていた以上に母親らしかったんですね、私。 病院では血液検査、尿検査、エコーと念のため婦人科検査をしてもらい、ウイルス性胃腸炎と診断されました。 下痢はしてなかったのでちょっと意外でしたが、炎症が起きる場所が腸より上の方だと下痢よりも吐き気が起きやすいんだとか。 抗炎症剤としては授乳中でも使えるイブプロフェンを使うことにし、あとは症状がある程度収まったら再度血液検査をするように言われただけで、あっさり家に帰ってこられました。それ以降は食事は軽めのものを少しずつ食べ、水分を多めに取り、薬も飲み、今はもうだいぶ具合もよくなりました。 季節を考えるとノロとかロタだったのかな…?両方とももっとすさまじい症状が出るイメージですが… でも一時帰国をすぐそこに控えているので、何か深刻な病気とかじゃなくて本当によかったです。 ...

ロシアの病院 ついにアレルギー科へ

イメージ
先月初めに 再び皮膚科へ行った ときに、近々アレルギー科を受診するよう言われてかれこれ1ヶ月。その間何をしていたのかというと、 アレルギー科の先生が現れるのを待っていました(笑) 担当医を捕まえろクエスト(笑) 皮膚科を受信したときにアレルギー科の連絡先をもらったのですが、今は休暇中なので、1月20~23日辺りに電話するよう言われました。 で、1月23日(月)に電話したところ、なんと 「まだ戻ってきてないので、来週の金曜にでもまた連絡してね」 と……… そっちが指定した日にかけたのに何故―!? と腹が立ちましたが、ここは大人しく待つしかありません。 で、先週の金曜日が再指定された日だったのですが、また延ばされるんだろうな~と思って、昨日連絡しました。 するとなんと、 「今日か明日来られる?」 とのお返事が。 無事に担当医を捕まえたものの、いつも通りの急展開(笑) そして再び思ひ出の地へ で、昨日は他の用事があったので、今日ほっぺちゃんと再びマルシュルートカに揺られて行ってきました。 バス停からちょいちょい歩きます。ほっぺちゃんを抱っこしつつの徒歩10分は中々大変。娘+荷物で10㎏はありますからね… 当事者の話は聞き流し!? さて、アレルギー科の先生には、アレルゲン検査の結果を知って以来、とりあえず小麦を除去した生活をした結果、症状が劇的に改善された趣旨を伝えましたが、そのことはほぼ右から左に流され、なぜか猫のことばかり言われました。 今は大丈夫でも後から症状が出たり、ひどくなったりすることってあるんでしょうかね? ブリーダーいはく、猫アレルギー持ちでも、自分の猫は大丈夫って人は結構多いようなのですが… 「1週間ぐらい、猫がいないところで過ごしてみて。それで症状が改善したら、原因は猫ってことだから。」 って、言われても、今アレルギー症状が出てないんだから、判断しようがないんですけど… インターネットを使って調べても、大丈夫派、大丈夫じゃない派、時間と共に治る派、治らない派、それぞれの意見が交錯していて、頭がこんがらがってしまいます。おそらく、1100%はまだ解明されていないという事なのでしょう。 花粉症みたいに一定量のアレルゲンに触れることで症状が出る、または重症化するという可能性も考...

医療とビジネス

イメージ
日本だと医者ってお金持ちなイメージがありますよね?でもロシアでは正反対です。国立病院の医者は教師や郵便局員同様、給与が最も少ない職業の一つ。 その為、国立病院の医師や看護師は私立クリニックと仕事を掛け持ちしたりして生計を立てている人が多いです。 仕事の掛け持ちのほかにも、検査等を自分が務めている私立クリニックでするように仕向けたり、製薬会社と組んで、その会社の薬を処方する代わりに製薬会社からお金をもらうというのも常套手段。あと、今回遭遇したのが、健康グッズ屋と組んでいるというケース。 年末、ほっぺちゃんの1歳児検診で整形外科へ行った時の事。 診察では股関節の開き具合や、歩き方などを見たのですが、診察の時間帯がちょうどお昼寝タイムと重なっていました。もちろんほっぺちゃんはご機嫌斜め+眠くて力が入らないから、私の手につかまりながらよろよろ歩き。 1歳の時点で自分で歩いていないのと、よろよろしているのが気に入らなかったらしく、1月末に2週間の温感療法(昨日無事終了)と、2月初めに2週間の電気療法へ通うよう言われました。温感療法も電気療法も無料でやってもらえるので別にそれはいいのですが、問題はそのあと。 「ほっぺちゃん、家で靴履いてる?」 ロシアではなぜか、家の中でも子供に靴を履かせている人が多いです。コンクリの床にシートを敷いただけで冷たいからなのか、小さいうちから靴に慣れさせるためなのかはわかりませんが… 私自身、家の中で靴を履くことの必要性が理解できないので、義母にもらったルームシューズがあるのですが、ほっぺちゃんに履かせたりは特にしていません。でも靴があるのは事実なので、「はい」と答えました。すると 「どこのメーカーの?」 貰い物なので知らないと正直に答えると、 「ほっぺちゃんは歩き方がぎこちないから、矯正シューズを履いた方が良いわ!○○(ここから徒歩圏内のショッピングセンター)の2階に、矯正シューズ専門のお店があるから、そこで買うといいわよ。今ちょうどセールもやってるし。どんな形のが必要か書くから、それをお店の人に渡せば大丈夫よ。」 はい、思いっきり宣伝ですね…因みに2週間通った温感療法の時に知り合った人たちから聞いたのですが、この整形外科の先生のところに行った人はみんなこのお店の矯正シューズを勧められたそ...

ロシアの病院 1歳児検診

イメージ
タイトル通り、今日はほっぺちゃんの1歳児検診に行ってきました。 モスクワの友達のところはかかりつけの小児科医が事前に日にちを指定して、その日に必要な科の診察を受けるシステムだったのですが、やはり街が変わればシステムも変わるんですね。ほっぺちゃんが通っている病院では、かかりつけの小児科医に診察を受ける科のリストを渡されただけで、予約は全て自分で取らなければなりませんでした。 ちなみにリストにあったのは 眼科 耳鼻咽喉科 歯科 神経内科 整形外科 精神科 ここに本来は循環器科も入るのですが、担当の医師が休暇中なのか、診察は3月だそうです。 検査は 尿検査 血液検査(一般) 血液検査(空腹時の血糖値) 検診は今日でしたが、上の全ての科を巡り各種検査をすべく、12月後半から毎日のように病院へ行きました(笑) 気分は試験前にザチョット集めて回る学生。で、今日の検診が試験にあたるわけですが、身長と体重を測定して、今後の予防接種のスケジュールを相談して終わり。幸いどの科でも大きな問題は見つからなかったので、アッサリ終了。無事ママ2年生に進級といったところでしょうか。 帰り際にはツベルクリン反応の注射をして帰宅。予防接種は木曜にツベルクリン反応のサイズを測るときにすることにしました。 ほっぺちゃんが健康優良児で本当に助かってます。これからも健康にすくすくと育ってくれることを願っています。 順番待ちの間にカバンを漁る健康優良児

ロシアの病院 再び皮膚科へ

先月19日に 退院 してからしばらくは問題なく過ごしていたほっぺちゃんですが、年末近くから皮膚炎の症状が再発。また脚がガサガサになってしまいました。 食事は入院していたころとほぼ同じだし、なんなんだろう?と心配していたら、やっとこさアレルギー検査の結果が出たというので本日再び皮膚科の病院へ行ってきました。 いつも行ってる小児科と違って、マルシュルートカで町の中心部の方へ行って、その後とぼ10分ぐらいのところ。この病院へは ВНЖ 申請時検査で言ったことがある上に最近まで入院もしていたところなんですが、いつも相方や義両親が一緒だったので自分で行くのは実は初めて。信号+横断歩道のないところを渡らなければいけないので少々心配でしたが、子供が生まれると病院へ行く回数がぐっと増えるし、そのたびに相方や義両親についてきてもらうのもなんだし、この先のための予行練習(?)も兼ねて、ほっぺちゃんと2人で行ってきました。 そういえば、ロシアの病院って日本とはちょっと違うんです。 日本で病院にお世話になることはあまりなかったので、ちょっとうろ覚えですが、普通カルテって患者が触る機会、ありませんよね? ロシアの場合、病院に行ったらカルテを受付で受け取って、それを持って医師のところに行くんですよ。 今回も退院時に「また何かあったらすぐ来てね。カルテできてるから。」と言われていたので受付でカルテを受け取ろうとしたら、なんと無いと言われてしまいました。予約を入れてあったので、もしかしてもう診察室のあるのかな?と思い診察室に行ってみても、「はぁ?カルテ持ってこなかったの?」ってめっちゃ馬鹿にされた口調で言われてしまった… 以前入院していた趣旨を伝えたら医者本人がカルテを探しに出て行って、戻ってくるまで診察中断。結局カルテはよくよく探したらあったらしいですが。 さて、そんなちょこっとした問題よりももっと大事なのは血液採取してから実に1ヶ月待ったアレルギー検査の結果です。 検査でほっぺちゃんには小麦と犬・猫にアレルギーがみつかりました。 一瞬頭の中がフリーズしました。というのも、離乳食初期に小麦のお粥をあげた時にはアレルギーらしき症状は何も出ていなかったから、まさか小麦が原因だとは夢にも思っていなかったんです。 ですが、よくよく思い返してみると、乳製品をあげ始めた...

退院しました。

前の記事 に書いた通り、ほっぺちゃんの皮膚炎で10日間ほど入院していた私たちですが、今日無事に退院しました。 この10日間何をしていたかというと、 牛乳・卵を抜いた食事療法 朝晩のラノリンクリーム塗布 グルコン酸カルシウムと抗ヒスタミン剤の服用 と、各科のお医者さんの診療と、検尿、検便、血液検査、アレルゲン検査を受けていました。 太ももに出ていた赤い斑点は3日目ぐらいには赤みが引いて、1週間もする頃にはすっかり良くなりました。皮膚以外はすこぶる健康なほっぺちゃん、毎日朝からお昼寝と食事の時間以外は病棟の廊下を(私の手につかまってだけど)歩き回って、看護師さんや用務員さんたちに愛嬌を振りまきまくっていました。食事も1日4食もりもり食べて、入院中にちょっとふっくらしたような…(笑) 私はというと、10日間家事から解放されてのんびり…と思いきや、ほっぺちゃんに付き添って廊下を何往復も歩いたり、視界から私が消えたり、ベッドに一人にすると泣くので片手にほっぺちゃんを抱っこして病室の片づけをしたりと中々大変でした。 さて、気になる肌荒れの原因ですが、アレルゲン検査の結果が来ていないのでわからないまま退院…^_^; 治療内容は家でも十分できる内容だったから何のための入院だったのかよくわかりませんが、普段の何倍もほっぺちゃんにべったり付きっ切りの生活ができたので、それはそれでよかったのかも。

ロシアの病院 娘、初入院

秋の終わり頃から肌の調子があまり良くないほっぺちゃん。 腿からふくらはぎにかけてがカサカサして、痒みも出たので掻いてしまい足は傷だらけに。かかりつけの小児科では離乳食で取り入れた乳製品が怪しいと言われ除去生活をしたものの改善の兆しはありませんでした。 それからも原因が分からぬまま、たまに良くなったりまた悪化したりを繰り返していたので、先週の金曜に皮膚科へ行って診てもらいました。 ほっぺちゃんの足を見せて今までの経過を話したところ、「何かしらのアレルギーなのは間違いありません。こりゃ入院ですね」とバッサリ。 にゅ、入院って、家じゃ治せないの!?そんな急を要するような症状なのに私ら長らく放置してたの!?とパニクっている間に皮膚科の先生がリャザンの皮膚科専門の病院の小児病棟に電話して話をつけてました。で、来週の金曜から10日間ほど入院することに。 皮膚炎で入院って話は初めて聞いたのでかなり驚きましたが、来週からということはそんなに深刻ではないのね~、とちょっと安心。それに検査などのためにの毎日のように通院するのを考えたら、入院してしまったほうが私達の負担が少なくなると考えたら、入院も悪くないのかな… というわけで、来週の金曜から10日間ほど、親子で入院してきます。

【出産記@ロシア】国立産院で出産 産院の生活(食事編)

イメージ
これぞ誰の得にもならない記事。産院で出た食事について。 入院費は無料なので質素なご飯しか出てきません。それでも産後ってぐったりしているから料理しなくていいだけでめっちゃうれしい。 朝・昼・夕と食事の時間が決まっていて、時間になると用務員さん(?)が「ご飯だよ~」とお知らせに来てくれます。んで、調理室へ食事をもらいに行きます。 食器は貸してもらえますが、毎回時間内に洗って返す必要があるので、ほぼ全員(私も含め)自分の物を家から持って来ていました。 さて、私が入院していた間の食事は以下の通り。 1日目は夜に産院に到着して出産だったのでご飯なし。昼間からあまり食べていなかったし、家での夕飯も食べそびれたから空腹地獄w 2日目 朝:オートミール、パン+バター、紅茶 昼:人参と鶏肉のリゾット、コンポート 夕:キャベツの炒め煮、紅茶 そしてこの日は大みそかだったので同室の面々と差し入れを持ち寄って年越しパーティー 3日目 朝:小麦と卵のおかゆ、パン、紅茶 昼:野菜スープ、マカロニと鶏肉、コンポート 夕:リゾット、紅茶         4日目 朝:セモリナのおかゆ、紅茶 昼:ショートパスタのスープ、ソバの実、コンポート 夕:大麦を炊いたの、スケソウダラを茹でたの、紅茶 (魚に大興奮。写真撮り忘れた…)         5日目 朝:オートミール、パン、紅茶 昼:野菜スープ、キャベツの炒め煮、コンポート 夕:マカロニと人参&鶏肉、紅茶      6日目 この日は昼ごはん前に退院だったので朝食だけ。 朝:小麦と卵のおかゆ とまぁこんな感じの食事が出ました。 産院の食事は差し入れありき ご覧の通り、少なめ+水っぽいものが多いので、これだけだと正直言ってお腹すきます。 なので、足りない分とか、ほかに食べたい物とかは「差し入れ窓口」経由で持ってきてもらいます。窓口には張り紙があって、そこには差し入れOKなものとNGなものが書いてあります。内容は大体こんな感じ OK:鶏肉や白身魚(ゆでたもの限定...

ロシアの国立産院で出産 産院への持ち物リストを大公開

イメージ
ロシアで出産する日本人なんてそうそういないでしょうけど、覚書として、そして読んでいる方が日本と比べて面白がるためのネタとして書き残しておこうと思います。 いつ頃、どんなものを準備する? 正産期(37週~)に入ったらいつお産が始まってもおかしくないので、それまでには準備しておいた方がいいです。 必要なもの、結構色々あるので大荷物です。そこで先輩ママから教えてもらった方法は、荷物を 出産に必要な物 入院時に使う物 退院時に使う物(自分用) 退院時に使うもの(赤ちゃん用) の4つの袋にまとめておくこと。 陣痛が始まって10~15分間隔になったら救急車を呼んで、①だけ持って産院へ行きます。無事産まれたら後から家族に②を持ってきてもらって、退院時には⓷と④を持ってきてもらいます。 このとき注意しなければならないのは、これらすべて、 ビニール袋に入れなければならない ことです。スーツケースやカバンはダメなんだとか(謎) さてさて、それぞれの中身を簡単に書いておきます。 ①出産に必要な物 身分証明書(パスポートなど)、妊婦手帳、出産証明(Родовой сертификат)のピンクの紙、筆記用具 外国人の場合は婚姻証明書とРВП や ВНЖ などの書類 ★医療用使い捨て吸水シート 90×60㎝ 5~10枚 ペットのトイレシートのようなアレ ★産褥ナプキン 1パック 使い捨て医療用ショーツ 数枚 ゴムメッシュでできたなんともシュールなショーツ ★トイレットペーパーまたはおしりふき用ウェットティッシュ 新生児用おむつ 5×入院日数 (約25枚) 飲み水 500㎖ (出産中は飲食できませんが、どうしてものどが渇いた時のために) ヘアゴム(髪が長い人) 携帯電話&充電器(パワーバンクもあったほういいかもしれません。) 水洗いできる素材(CROCS 的な素材)のスリッパ ②入院生活に必要なもの 歯磨きセット お風呂セット タオル(バスタオル、フェイスタオル、お皿拭きなど) スキンケア用品 ①の★マーク追加分 ラノリンなどの乳頭ケア軟膏 因みにロシアでは Бепантен が人気ですが、授乳時に拭き取らなくてはならないので、その必要がない Purelan がお勧めです。...

産後ママのための嬉しいシステム 産後1か月は医者が家に来てくれる!

産後ってたとえ安産だったとしても体が回復しきってない上に慣れない赤ちゃんの世話もあるので中々大変ですよね。そんなママたちに嬉しいシステムがロシアにはあります。 なんと、産院を退院してから赤ちゃんが1ヶ月になるまで、小児科医や看護師が家に様子を見に来てくれるんですよ。地域によって多少差はあるかと思いますが、我が家の場合はこの地域担当のお医者さんとナースさんが週に1度ずつ来てくれています。 時間も曜日もバラバラだけど、わざわざ病院に出向かず済むのは本当に助かります(*゚∀゚) 来た時にしてくれることは、服を脱がせて全身チェックと聴診器での心音確認。あとは何かこちらがわからないことがあれば教えてもらえます。 検診で病院に行く時にはこの先生のところに行くことになるので、事前に顔見知りになれるのも嬉しいです。 子供が1ヶ月になったら小児病院で検診ですが、今はインフルエンザが大流行中だから、我が家はしばらく様子見かな〜