自己紹介

ロシアの産婦人科 再度検査へ

これもまた昨年の話になってしまいますが、前回予約を取った詳しい検査とやらをしに、かかりつけの産婦人科に行ってきました。

前と同じ写真ですが、サムネ用ということで。

ロシア情報というよりは単純に婦人科の話になると思うので、ご了承ください。

ここまでの流れ

大学からするように言われた人間ドック的なものの際に産婦人科のおじいちゃんにポリープがあるから手術して取ってもらうよう言われたのが11月。

その後自分のかかりつけの婦人科医が表院の予約サイトに現れるのを待つこと1か月以上。やっと予約が取れて行ってみたら当の医者はその日が最終勤務日。診察もそこそこに新しい先生の丸投げされたのでありました。

新しい先生はいい先生で、一度しっかり検査をしようということで手術室(!)の予約を入れてくれた……という流れでした。

んで、この”しっかりした検査”というやつに、師走もいよいよ大詰めの時期に行ってきました。

持ち物は意外と少なかった

今回の検査に際して持ってくるように言われたのは3点。
  • 院内用スリッパ
    一応手術室ということで、いつもの Бахилы (バヒールィ:靴カバー)ではダメらしい。なので、後で水洗いできる、CROCSみたいな感じのスリッパ…というか、サンダルを持っていきます。
  • 使い捨てシート
    Одноразовая пеленка(アドノラーゾヴァラ・ペリョンカ)



    検診の時に持っていくのと同じような、使い捨てのシートを持っていきます。因みにもし忘れても一応病院にありますが、不織布製のうっすいやつです(笑)
  • 生理用ナプキン
    処置後の血液やおりものがある場合に服を汚さなため。
のみ。

コルポスコピー

で、してもらった検査はコルポスコピーと言います。

この検査はコルポスコープという特別な拡大鏡を使って、子宮頸部を診る検査で、今回の私のように子宮頸部びらんやポリープなどの疑いのほか、子宮がんの疑いがあるときなどに行うようです。

Colposcope

これがコルポスコープ。物々しい機械でちょっと驚きました…(笑)

手術室(Операционная:オペラツィオーンナヤ)は正直に言って、だだっ広い、ちょっとこぎれいな病室って感じでした。……が、置いてある機器は診察室物の都は別物!内診台も電動で高さなどが変えられるタイプのものが置いてありました。

さて、今回の検査はコルポスコープで子宮頸部を診つつ、患部に酢酸の塗布するというもの。症状によって、患部色の変化の仕方が違うから、それでびらんなのか、ポリープなのか、それともほかの何かなのかがわかるんだとか!実に面白い!

結果、びらんでもポリープでもなかったようで、最後に患部にヨードを塗布して終了。念のため3か月後にもう一度検診に来るように言われました。検査前後の説明も含めて、10~15分ほど終わる、とても簡単な検査でした^^

最後に

今回は私が受けてきた婦人科の検査について書きました。

新しいかかりつけの先生、本当にいい先生でよかった!
まだ若い人だし、私が2人目産む(つもりでいるので、その)時まで移動とかせずにいてください~。(実は私、彼女でかかりつけの婦人科医は3人目)

とまぁ独り言は置いといて、この記事を読んで参考になる人はほとんどいないでしょうけれど、産婦人科に検診に行くことを女性の皆さんがもっと身近に感じてほしいな、と思って書きました。

私自身、日本ではピルの処方ぐらいでしか婦人科にかかったことが無かったので、ロシアで妊娠・出産、そして各種検査を受け、発見の連続なので…(笑)

日本の産婦人科事情はちょっと分からないのですが、ロシアでは初潮が始まる前後から、年に1回の婦人科検診が推奨されています。どのくらいの人が実践しているかはまた別の話ですが……。

私も今回の件の前はかれこれ3年ぐらい婦人科に行っていなかったのですが、これを機にできるだけ毎年、検診に行こうと決意しました。