自己紹介

ロシアの国立産院で出産 産院への持ち物リストを大公開

ロシアで出産する日本人なんてそうそういないでしょうけど、覚書として、そして読んでいる方が日本と比べて面白がるためのネタとして書き残しておこうと思います。

いつ頃、どんなものを準備する?

正産期(37週~)に入ったらいつお産が始まってもおかしくないので、それまでには準備しておいた方がいいです。

必要なもの、結構色々あるので大荷物です。そこで先輩ママから教えてもらった方法は、荷物を
  1. 出産に必要な物
  2. 入院時に使う物
  3. 退院時に使う物(自分用)
  4. 退院時に使うもの(赤ちゃん用)
の4つの袋にまとめておくこと。

陣痛が始まって10~15分間隔になったら救急車を呼んで、①だけ持って産院へ行きます。無事産まれたら後から家族に②を持ってきてもらって、退院時には⓷と④を持ってきてもらいます。

このとき注意しなければならないのは、これらすべて、ビニール袋に入れなければならないことです。スーツケースやカバンはダメなんだとか(謎)

さてさて、それぞれの中身を簡単に書いておきます。

①出産に必要な物

  • 身分証明書(パスポートなど)、妊婦手帳、出産証明(Родовой сертификат)のピンクの紙、筆記用具
  • 外国人の場合は婚姻証明書とРВП や ВНЖ などの書類
  • ★医療用使い捨て吸水シート 90×60㎝ 5~10枚
  • ペットのトイレシートのようなアレ
  • ★産褥ナプキン 1パック
  • 使い捨て医療用ショーツ 数枚
    ゴムメッシュでできたなんともシュールなショーツ
  • ★トイレットペーパーまたはおしりふき用ウェットティッシュ
  • 新生児用おむつ 5×入院日数 (約25枚)
  • 飲み水 500㎖ (出産中は飲食できませんが、どうしてものどが渇いた時のために)
  • ヘアゴム(髪が長い人)
  • 携帯電話&充電器(パワーバンクもあったほういいかもしれません。)
  • 水洗いできる素材(CROCS 的な素材)のスリッパ

②入院生活に必要なもの

  • 歯磨きセット
  • お風呂セット
  • タオル(バスタオル、フェイスタオル、お皿拭きなど)
  • スキンケア用品
  • ①の★マーク追加分
  • ラノリンなどの乳頭ケア軟膏
    因みにロシアでは Бепантен が人気ですが、授乳時に拭き取らなくてはならないので、その必要がない Purelan がお勧めです。
  • 搾乳機(母乳分泌量と赤ちゃんが飲む量のバランスがとれていないときに便利)
  • 食器(平皿、スープ皿、マグカップ、スプーン、フォーク)
    これらは産院で貸してもらえますが、毎食ごとに時間内に洗って返すのが面倒なので、持参している人が大半。

③退院時に使うもの(自分用)

  • 着替え(入院時に身ぐるみ全て引っぺがされて、患者用のローブに着替えます。その際洋服はすべて家族が持ち帰るので、退院時に着たい服はあらかじめ準備してすく炉に入れておいてください。)
    産後どのくらいお腹が引っ込むか予測不可能なので、ズボンよりはフレアスカートやワンピースがお勧めです。
  • お世話になった看護師さんなどに渡すちょっとしたお菓子など

④退院時に使うもの(赤ちゃん用)

  • 赤ちゃんの着替え
    ロシアでは産院を出るときに豪華なおくるみで赤ちゃんを包むのが一般的。夏ならまだいいのですが、冬だと厚手の毛布のような記事でできた送る身を使うので、写真だと赤ちゃんの顔が全然見えません(笑)
参考写真。この薄ピンクの物体がぐるぐる巻きになった娘ですw
因みに③と④はほぼ同時に使うのですが、退院の儀式(シャバにでる儀式とも)の際、ママが着替えている間に産院の人が赤ちゃんに服をさささー!っと着せるので、分けておいたほうがいいです。

最後に

私が出産をした産院で言われた持ち物はこのような感じでした。

場所によってはこれよりも持ち物が増える場合も減る場合もあると思います。

せっかく持って行ったのに使わなかった(または使ってはいけないと言われた)とか、いざ行ってみたらこれが足りなかった!ということがあったら何かと大変なので、事前に産院の先生などに聞いて持ち物をしっかり確認することをお勧めします。

コメント