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【海外で和食】しめ鯖

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 ロシアで売っている鯖、脂がたっぷりとのっていておいしいので、割とよく買っています。 いつもはグリルで焼くだけなんですが、何となく食べたくなったのでしめ鯖を作ってみました。 自分用の備忘録として作り方を書き残しておこうと思います。 材料 冷凍さば 1尾 砂糖 大さじ 2~3杯 塩 大さじ 2~3杯 酢(濃度9%)100㎖ 水 100㎖ 作り方 鯖を解凍し、三枚おろしにする キッチンペーパーで水気をふき取り、タッパーなどに皮を上にして並べる 砂糖をまんべんなく振りかける 冷蔵庫で1時間おく 出てきた水分が一か所にたまるよう、タッパーの下に物を置いて少し傾ける 砂糖を洗い流し、キッチンペーパーで水分をしっかりとる タッパーを洗い、水気をふき、鯖を再び並べる 塩をまんべんなく振りかける 4と同じように冷蔵庫で1時間おく 鯖を水洗いし、キッチンペーパーで水分をしっかり拭く ジッパー袋に酢と水を入れて混ぜ、その中に鯖を入れる 空気を抜き冷蔵庫で1~2時間ほどおく 出来上がり! 最後に 生姜醤油をつけて、炊き立てのご飯と食べたんですが、とてもおいしかったです…! 今回は手近にある普通の酢を使いましたが、いつかちゃんと米酢を買って作ってみたいです。

【ロシアの家庭料理】 カバチョークのイクラ Кабачковая икра マヨネーズ入り ver.

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かなり久しぶりの更新になりましたが、一家みんな元気にしております。 本業の方は絶賛夏季休暇中なのですが、ロシアの夏は冬支度の集中期間。昨今のアレやソレもあるので、家計と健康を守るべく(?)今日もガス台に向かいます(大袈裟) さて、今回はロシアの冬支度の定番メニュー、カバチョークのイクラのレシピを書きます。以前にもレシピを書いたのですが、今年はちょっと違うレシピを試してみることにしたので、自分用の備忘録としてブログに書き残すことにしました^^ ↓↓↓以前の記事はこちら↓↓↓ ★ロシアの家庭料理★ おかず?ソース? カバチョークのイクラ Кабачковая икра 材料  いつも通り、材料と、ロシア語の単語を一緒に見ていきましょう。 0.5ℓ瓶7本分 カバチョーク(кабачок)皮をむいて種とワタを取った状態 4㎏ 人参(морковь) 300㎏ 玉ねぎ(лук) 500g トマトピューレ(томатная паста) 250g マヨネーズ(майонез) 250g パプリカパウダー(паприка молотая) 小さじ山盛り1 塩(соль) 大さじ1杯半 砂糖(сахар) 大さじ山盛り2 植物油(растительное масло) 50㎖ お酢(столовый уксус) 大さじ3 毎回のことながら、こちらで紹介するのはベーシックなものなので、お好みでハーブやスパイスを加えてください。 作り方 カバチョークの皮をむき、種とワタを取って適当な大きさに切る (小さめの若いカバチョークを使う場合は皮むき&種取は不要) 処理済のカバチョーク4kgに、塩を大さじ1杯半かけて、軽く混ぜて10〜15分置き、水気が出たら中火にかける カバチョークは時々混ぜつつ20分程煮る。 その間に玉ねぎと人参を準備。 玉ねぎは適当に薄切りして油で炒め、人参は目の大きいおろし金でおろす 玉ねぎがしんなりしたら人参を加え、弱めの中火でじっくり炒める 人参と玉ねぎに火が通ったら、カバチョークのところに入れ、時々かき混ぜつつさらに30分ほど弱火で煮る。 トマトピューレとマヨネーズ、砂糖とパプリカパウダーを加えて混ぜる いったん火を止め、ブレンダーを使って攪拌する (我が家は残り物のトマトソース使ったから種が見えてますが、材料通りならオレンジ色一色のキレイなピュー...

【旧ソ連圏の料理】 グルジア(ジョージア)のプラムのソース、トゥケマリ Ткемали

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今日はグルジア(ジョージア)料理に欠かせないソース、トゥケマリのレシピを紹介します。  トゥケマリとは トゥケマリとは、グルジア(ジョージア)に育つスモモの品種、またはそのスモモを使って作ったソースの呼び名です。 トゥケマリソースは、スモモで作ったピューレにニンニクやハーブ、香辛料を加えて作ったもので、肉料理や魚料理などに添えて出されます。 ※伝統的なレシピではトゥケマリ、または Алыча (アルィーチャ)と呼ばれる種類のスモモを使うのですが、うちのダーチャには無いので、今回は代わりにプラム(セイヨウスモモ)を使って作ります。 両者の違いについてですが、色やサイズ、とれる地域などが違います。トゥケマリは中くらいの梅ぐらいのサイズで、色は黄色~赤です。 トゥケマリ セイヨウスモモは大きめの梅ぐらいの大きさで楕円形。皮は紫色で、日本ではこれを乾燥させたプルーンがよく知られています。 セイヨウスモモ 本場の人には違う種類のスモモを使ったソースはトゥケマリじゃない、と言われてしまうかもしれませんが…ロシアでの代用品としてセイヨウスモモはよく使われています。 材料 セイヨウスモモ(Слива)1㎏ 水(Вода) 50㎖ 砂糖(Сахар) 大さじ1 塩(Соль) 小さじ1 にんにく(Чеснок) 3,4片 コリアンダー(Кориандр) 大さじ1(挽いてあるもの) パクチー(Кинза) 一束 赤トウガラシ(Перец Чили) 少々(我が家は子供も食べるので入れませんでした) これはあくまで基本の材料なので、これにさらにディルやバジル、ミント、オレガノなど、皆さんのお好みのハーブやスパイスを入れて、カスタマイズしてください(笑) 作り方 スモモを洗ってヘタを取る (虫などが心配な場合は、面倒ですがひとつひとつ切って中を確認する) 鍋にスモモと水を入れ、中火にかけ、15~20分ほど煮る。焦げ付かないように時々木べらで鍋の底をこするようにかき混ぜる スモモを煮ている間にハーブをみじん切りにし、にんにくは皮を剥いてをすりおろす (ハンドブレンダーがある場合はハーブはざく切り、にんにくはすりおろさなくて OK) スモモを裏ごしして種を取り除き、出来上がったピューレを鍋にもどす ④を弱めの中火にかけ、塩、砂糖、にんにく、ハーブ、スパイスを加える ⑤を焦げ...

ロシアの春の始まり Масленица(マースレニッツァ)とロシアのクレープ、ブリヌイのレシピ

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ロシアは今週、月曜から日曜日まで Масленмца(マースレニッツァ:別名バター祭り)という、冬の終わりと春の訪れを祝うお祭り週間です。 ※日本でいうところの節分のような感じのイベントですが、その後にある東方教会のイースターと連動しているため毎年時期が変わります。 昨年2020年は 2月24日(月)~3月1日(日) 今年2021年は 3月 8日(月)~3月14日(日) 来年2022年は 2月28日(月)~3月6日(日) がマースレニッツァ週間です(&でした)。 マースレニッツァって、何するの? この一週間、ロシア人たちは毎日のようにブリヌイというクレープのようなものを焼いて、スメタナや挽肉、ジャムやはちみつ、イクラなど思い思いのものを包んで食べます。 正確にはどの曜日に誰が誰のためにブリヌイを焼くかが決まっているのですが、それは今回は割愛(;'∀') マースレニッツァ週間の最終日は 赦罪の主日 (別名)、赦しの日曜日)。この日は町の広場などで催し物が行われ、歌やダンスが披露されます。イベントの最後に冬の象徴の人形を燃やすと春が訪れます。 Photo by @bearfotos なんでブリヌイ? なぜブリヌイかというと、まず、このブリヌイの丸い形が太陽を象徴しているからだと言われています。 そして、もう一つの理由は、翌週の月曜から6週間後のパスハ(東方教会のイースター)まで続く大斎(動物性たんぱく質を取らない期間)の前に肉類、卵、乳製品を使い切るためだと言われています。 因みに現代では大斎をしっかりと実行している人は敬虔なロシア正教徒とダイエットをしたい人たちぐらいですが…ブリヌイの大量生産(&消費)はほぼ皆がしていると言っても過言ではありません。 ブリヌイを作ってみよう さて、肝心のブリヌイですが、作り方は超カンタン!混ぜて焼くだけです(笑) 今回は我が家でいつも作っているレシピを紹介します。 ブリヌイは色々な厚さのものがあるんですが、我が家は薄いブリヌイをよく焼きます。 このレシピは片栗粉を入れるので生地に若干の伸縮性があって、具を包んでも破れにくいのが特徴です^^ 材料(25cm 直径のフライパンで約15枚分) 牛乳 500ml 卵 4個 小麦粉 大さじ ...

【ロシアの家庭料理】 ビーツの赤が鮮やか!ボルシチ Борщ

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ロシアやウクライナの家庭料理として有名なボルシチは、我が家の冬の定番メニューです。 今日はボルシチのレシピを紹介します。 とはいえ、ボルシチは家庭料理ですので、家によって作り方が違います。なので今回はあくまで、 我が家のボルシチのレシピの紹介です。 材料 ではいつもどおり、材料と、対応するロシア語を見ましょう^^ ロシアではスープ類は大鍋にたっぷりと作って、数日にわたって食べるのが一般的です。なので、今回紹介するレシピは 4.5リットル鍋の分量です。 牛肉(Говядина) 500g ビーツ(Свёкла) 中2個 キャベツ(Капуста) 中3/4玉 人参(Морковь) 中1本 たまねぎ(Лук) 1個 じゃがいも(Картофель ) 中4個 塩(Соль) 大さじ2 酢(Уксус) 大さじ1 油(масло) 大さじ1 こしょう(Перец чёрный) ローリエ(Лавровый лист) 1~2枚 西洋パセリ(Петрушка) お好みで ディル(Укроп) お好みで にんにく(Чеснок) お好みで 水(Вода) サワークリーム(Сметана) お好みで 作り方 大鍋に牛肉とローリエを入れ、水を鍋いっぱいに注ぎ中火にかける。 同時進行で洗ったビーツを別鍋で中火で茹でる。 牛肉とビーツを調理している間にキャベツは太めの千切り、じゃがいもは皮をむき一口サイズに切って水にさらし、玉ねぎはみじん切り、人参は皮をむき千切りにする。 人参と玉ねぎを弱火でじっくり炒める 牛肉はアクをとりつつ、鍋の水が6割ぐらいに減るまで煮た後で取り出し、粗熱が取れたら一口サイズに切り、鍋に戻す。 ビーツは竹串がすっと通るようになったら茹で上がり。取り出して粗熱をとる。 鍋に千切りキャベツを入れる。キャベツにある程度火が通ったら、じゃがいもを入れる。 ビーツの皮をむき、目の大きいおろし金でおろす。その後③の人参と玉ねぎといっしょに酢を加えて炒める。 ※ビーツの色素は服などにつくとなかなか落ちません。必ずエプロンや汚れてもいい服を着用して扱ってください。 じゃがいもに火が通ったら⑥の炒め野菜、塩、こしょうを加えて弱火で煮ます。お好みで西洋パセリやディル、すりおろしニンニクなどを加えてもおいしいです。 ※ブクブクと沸騰させると、ビーツの赤みが消えて茶色くなっ...

【ロシアの家庭料理】 おかず?ソース? カバチョークのイクラ Кабачковая икра

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 今回はロシアの保存食の定番、カバチョークのイクラのレシピを紹介します。 カバチョークのイクラはピューレのような、ソースのような食べ物で、パンに塗ったり、じゃがいもやマカロニのような主食に添えたりして食べるのがロシアでは一般的。 野菜のうまみがギュッと詰まっているので、牛乳などでのばして塩コショウで味を調えればスープにもできます!(この方法をロシア人が実践しているかは謎ですが、我が家では時々します) カバチョークとは? カバチョークは、日本では白ズッキーニと呼ばれている野菜です。 ロシアのスーパーでは一般的に、皮が濃い緑色のものを Цуккини(ツッキーニ)、薄い黄緑色のものを Кабачок(カバチョーク)として売っています。 (因みになぜか  Цуккини の方が高い…) 手前がカバチョーク 奥がツッキーニ 比較的育てやすい野菜で、ダーチャに植える野菜の定番でもあります。 カバチョークはクセのない味なので、グリルで焼くだけでもおいしいし、若い物ならマリネなどのサラダにしてもおいしい。大きい物は肉詰めなどにしてもいいし、とにかく何にでも使える万能野菜。 1つの株(苗?)からたくさん採れるので、食べきれない分は勿論冬のための保存食にします。 材料 いつも通り、材料と、ロシア語の単語を一緒に見ていきましょう。 カバチョーク(кабачок) 2㎏ 人参(морковь) 1㎏ 玉ねぎ(лук) 500g にんにく(чеснок) 5片 植物油(растительное масло) 100㎖ 砂糖(сахар) 大さじ5  塩(соль) 大さじすり切り1 水(вода) 200㎖ トマトピューレ(томатная паста) 100g 濃縮酢( Столовый уксус ) 大さじ1 今回紹介するのはベーシックなものなので、お好みでハーブやスパイスを加えてください。おすすめはコリアンダーまた、上記の材料にパプリカを加えてもおいしいです。 作り方 カバチョークのヘタとお尻の部分を切り落とし、乱切りにする 若いものは種がないか、まだ柔らかいので取る必要はありません。大きい物を使う場合は、種が既にベージュ色で硬かったら取り除いてください。種を取った分カバチョークの量が減ってしまうので追加する必要があります。 人参、玉ねぎの皮をむき、乱...

【ロシアの家庭料理】冬支度の定番!トマトのピクルス Маринованные Помидоры

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ロシアの冬のための保存食と言えばピクルス! ロシアは地方差は勿論ありますが、冬場に外で野菜が育てられない地域がほとんどです。なので、夏に採れた野菜で作るピクルスはロシアの人たちにとって昔から、冬の間の貴重なビタミン源でした。 現代は昔と違い、様々な技術を用いて冬場でも野菜を育てることが可能です。 ですがハウス栽培のものはやはり旬の物と比べたら味が落ちるので、現代では「冬に野菜が取れないから」とか、「輸入品の野菜は高いから」などの理由よりは、単純に「冬の間もおいしい野菜が食べたいから」という理由でピクルスを作る人も多いと思います。 夏に採れた、野菜の味がしっかりするピクルスは冬場に食べるとまた格別です! 今日はロシアの冬の保存食の定番、トマトのピクルスのレシピを書きます。 完全なる自分用の覚え書きなのであしからず(笑) 材料 瓶ひとつ分 トマト(Помидор) 3リットル瓶にぎゅうぎゅうに詰められるぐらいの量 にんにく(Чеснок) 2片 パプリカ(Болгарский перец) 1/2個 玉ねぎ(Лук) 小1/4個 ★黒胡椒の実(Черный перец) 5粒 ★クローブ(Гвоздика) ひとつまみ ★ローリエ(Лавровый лист) 3枚 ★乾燥ディル(Укроп сушёный) 先っぽのふさ、半分くらい ★カシスの葉(Сушеные листья черной смородины) 3~5枚 マリネ液 ☆水(Вода)1.5ℓくらい ☆砂糖(Сахар) スプーン(大)山盛り3杯 ☆塩(Соль) スプーン(大)山盛り2杯 濃縮酢(Столовый уксус) スプーン(大)半分 上記とは別にトマト加熱用の熱湯 作り方 ヘタを取ったトマトを綺麗に洗い、”おへそ”のところに爪楊枝で2箇所ほど穴をあける 大鍋にたっぷりとお湯を沸かす (材料とは別の、トマト加熱用) たくさん作るのでコンロが鍋だらけに… 玉葱、にんにくは粗めのみじん切り、パプリカは細りにする  ガラスの瓶に★の材料と 3 を入れ、トマトを入るだけ詰める 4に熱湯をひたひたに注ぐ  30分~1時間ほど経ったらお湯を切る  4~6をもう一度繰り返す ※並行してマリネ液を作る。別の鍋に ☆の材料をいれ沸騰させる  2度目の湯きりが終わったらマリ...

【ロシアの家庭料理】夏の定番冷たいスープ Окрошка(オクローシュカ)

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今日はロシアの夏に欠かせない定番料理を紹介します。 Окрошка (オクローシュカ)という、夏野菜とクヴァスを使った冷たいスープです。 材料 中に入れるものは家庭によって少々違うみたいなので、 今回は相方の家のレシピを紹介します。 いつも通り、食材のロシア語名も一緒に紹介します。 キュウリ(Огурец ) 3本 ラディッシュ(Редиска) 4個 卵(Яйцо) 3個 ハム(Варёная колбаса) 100g 青ねぎ(Зелёный лук) 3本 ディル(Укроп) お好みで 塩(Соль) 小さじ2杯 クヴァス(Квас) 1~1.5ℓ 作り方 卵を固ゆでにし、殻をむく 青ねぎを小口切りにし小鉢などに入れ、塩を加え、すりこ木などでたたき、塩をなじませる。 水分がでてしんなりしたらOK 1、キュウリ、ラディッシュ、ゆで卵、ハムを小さく切り、鍋などの大きい容器に入れる 3に2とクヴァスを加えてよく混ぜれば出来上がり。 お好みでスメタナをちょっと混ぜるのもアリ。 最後に レストランなどで見かけるオクローシュカは具が角切りのものが多いイメージですが、家で作る時にひたすら角切りをするのが面倒だという場合には、目の大きいおろし金を使ってもいいです。 事実、我が家もおろし金で作ることが多いです(笑) そして、 オクローシュカに使うクヴァスは、スーパーの物よりもパン屋さんで売っているものを使うことをお勧めします。 スーパーで売っているクヴァスは、濃い茶色にするために焦がし砂糖などを使っているので、カラメルソースのような香り&味がします。 また炭酸ガスが人工的に添加されているので、コーラの代わりに飲む場合は良いのですが、オクローシュカを作るにはあまり向いているとは言えません。 一方パン屋さんなどで売っている、ベージュ~薄茶色のクヴァスは、水、砂糖、ライ麦粉(または小麦粉)、麦芽(たまにイースト)のみで作っているので、微炭酸で素朴な味です。 「ぬか」のような風味なので、パン屋さんのクヴァスで作ったオクローシュカは、日本人の舌に比較的合うかと思います。

【旧ソ連圏の料理】 ブドウの葉の酸味がクセになる肉詰め ドルマ Долма

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今日はロシア料理ではないのですが、トルコやギリシャ、そして旧ソ連圏で広く食べられている料理、ドルマ(Долма)を紹介します。 photo by mdjaff ドルマとは? ドルマは米や、挽肉、野菜などを混ぜも具をキャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理で、中央アジアから北アフリカまで広い地域で食べられています。 「ドルマ」はトルコ語の「包む」という言葉の受動態、つまり「包まれた」という意味で、ピーマンの肉詰めなども、地域によってはドルマと呼ばれるそうです。 ですが、ロシアで「ドルマ」と言ったら基本的にはブドウの葉を使ったものを指します。 材料 ブドウの葉(виноградные листья) 40枚 ひき肉(фарш) 500~600g 冷やごはん(рис отварной) お茶碗1杯 玉ねぎ(лук репчатый) 中2個 塩(соль) 小さじ1 こしょう(чёрный перец) 少々 お好みのスパイス(специи) 各一つまみずつ 私が入れたのはそれぞれドライタイプのもので、 クミン(зира) バジル(базилик) ディル(укроп) パクチー(кинза) です。ほかにもターメリック、ミントなど、お気に入りのものを入れてください。 作り方 ブドウの葉の付け根の部分を切り落とし、塩漬けになっていない葉の場合は軽く湯通しする 玉ねぎをみじん切りにする ②とひき肉、冷やごはん、塩、こしょう、スパイスをよく混ぜる ブドウの葉で具を包む。 手順はこんな感じです。 葉の裏側を上にして置き、ミートボールより一回り大きいくらいの量の具を俵型にして置きます。 右下と左下の部分を折って 具が裏返るくらい巻きます。 その後、両端が平行になるように折って 残った部分を全て巻きます。 できるだけ隙間ができないように鍋に敷き詰める 本当はもっとギチギチに詰めたほうがいいです。 小さめの鍋に立てて詰める方法もあります。 水をひたひたになるぐらい入れる 落し蓋をして、蓋をして中火にかける (落し蓋がない場合には鍋のサイズに合った平皿を入れてもいいです。煮汁が沸騰した際にドルマが浮き上がって崩れてしまうのを防ぎます) 沸騰したら弱火にし、蓋をして1時間ほど煮る 火からおろし10分ほど置いたらできあがり! 最後に 出来上がったドルマはそのまま食べてもいいし、サワークリームに...