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ロシアの幼稚園 入園準備編 ⑧ 健康診断のつづき

以前からちょこちょこ続けていたほっぺちゃんの入園前健康診断。リストに載っていたすべての科を回り切ったので、先日かかりつけ医のところに行ってきました。

1歳児検診とツベルクリン反応で行って以来なので、実に2年ぶりのかかりつけ医の部屋。かかりつけ医本人に会うのは、1年半ぐらい前にほっぺちゃんが風邪をこじらせて、家に診に来てもらって以来。

ところで、ロシア(旧ソ連圏も?)ならではのありがたいシステムで、3歳以下の子供が38度以上の高熱を出した時や発疹が出た時などは、病院に電話すれば平日なら当日若しくは翌日にかかりつけ医が、土曜なら当直のお医者さんが家まで診察に来てくれます。ほっぺちゃんも2,3度お世話になったことがあります。

さて、話を戻しまして、久しぶりの再会を喜んだあとは本題へ。いつも受付で受け取るカルテと、各科を回ってサインとスタンプを集めた小児用カルテ(後に幼稚園に提出する)を渡したところで新事実が発覚しました。なんと、病院の受付に書いてあった以外に、女児は婦人科の検診も受けなければいけないとのこと。幸い婦人科の先生はまだ休暇に行っていなかったので、その場で予約を取ってもらいました。

あとはこの時に次回かかりつけ医のところに来る際に必要な書類を知らされます。

  • 子供の保険証のコピー
  • 診察同意書(幼稚園にいる看護師が子供を診ることへの同意書。かかりつけ医からもらいます)
  • 診察同意書のコピー

あとは身長と体重を計って、この日は終わり。後日行った婦人科では、おまたをちょこっと見るだけで終了。あとは2才の時にし忘れていたツベルクリン反応をして、いよいよラストスパートです。

以下の検査を1日で一気にします。

  • 尿検査(家で採ったものを提出)
  • 検便(家で採ったものを提出)
  • 血液検査(予約制。空腹で受ける必要あり)
  • ぎょう虫卵検査(指定の時間に検査用の部屋へ)

この中で予約制なのは血液検査のみなので、血液検査の予約を取った日に残りの検査もします。どれも朝の8~9時の間のみ受け付けなので、日によっては結構あわただしくなるかもしれません。この4つの検査を無事終えたら、当日の夕方以降にかかりつけの小児科医のところに結果をききに行きます。この際は基本的に予約は不要です。

検査結果に異常が無ければ、幼稚園に提出する用のカルテ、保険証のコピー、診察同意書とそのコピーをかかりつけ医に渡してこの日のタスクは終了。後日病院に出来上がった書類を受け取りに行きます。私たちの場合は木曜に先述の書類を渡して、受け取りは翌週火曜日でした。

ここで注意しなければならないのが、この検査結果の有効期限が10日間しかないということ。10日過ぎてしまったら検査をし直す必要が出てくるので、受け取った書類は
できるだけ早く幼稚園に提出してください。我が家はおそらく明日、提出しに行ってきます。

ところで、今更思ったのですが、この小児用カルテやら、中に追加されていたワクチン接種証明書、全て手書きなんですよね。かかりつけ医が書かなければいけない部分はかなりたくさんある上に、入園、入学予定の子供全員分、これを書くのかと思うと、医者の仕事って本当に大変なんだな、と思います。カルテの電子化とかしたら、お医者さんのお仕事が減らせていいだろうに……。

早く入園してお友達と遊びたい人

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