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【ロシアの家庭料理】 ビーツの赤が鮮やか!ボルシチ Борщ

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ロシアやウクライナの家庭料理として有名なボルシチは、我が家の冬の定番メニューです。 今日はボルシチのレシピを紹介します。 とはいえ、ボルシチは家庭料理ですので、家によって作り方が違います。なので今回はあくまで、 我が家のボルシチのレシピの紹介です。 材料 ではいつもどおり、材料と、対応するロシア語を見ましょう^^ ロシアではスープ類は大鍋にたっぷりと作って、数日にわたって食べるのが一般的です。なので、今回紹介するレシピは 4.5リットル鍋の分量です。 牛肉(Говядина) 500g ビーツ(Свёкла) 中2個 キャベツ(Капуста) 中3/4玉 人参(Морковь) 中1本 たまねぎ(Лук) 1個 じゃがいも(Картофель ) 中4個 塩(Соль) 大さじ2 酢(Уксус) 大さじ1 油(масло) 大さじ1 こしょう(Перец чёрный) ローリエ(Лавровый лист) 1~2枚 西洋パセリ(Петрушка) お好みで ディル(Укроп) お好みで にんにく(Чеснок) お好みで 水(Вода) サワークリーム(Сметана) お好みで 作り方 大鍋に牛肉とローリエを入れ、水を鍋いっぱいに注ぎ中火にかける。 同時進行で洗ったビーツを別鍋で中火で茹でる。 牛肉とビーツを調理している間にキャベツは太めの千切り、じゃがいもは皮をむき一口サイズに切って水にさらし、玉ねぎはみじん切り、人参は皮をむき千切りにする。 人参と玉ねぎを弱火でじっくり炒める 牛肉はアクをとりつつ、鍋の水が6割ぐらいに減るまで煮た後で取り出し、粗熱が取れたら一口サイズに切り、鍋に戻す。 ビーツは竹串がすっと通るようになったら茹で上がり。取り出して粗熱をとる。 鍋に千切りキャベツを入れる。キャベツにある程度火が通ったら、じゃがいもを入れる。 ビーツの皮をむき、目の大きいおろし金でおろす。その後③の人参と玉ねぎといっしょに酢を加えて炒める。 ※ビーツの色素は服などにつくとなかなか落ちません。必ずエプロンや汚れてもいい服を着用して扱ってください。 じゃがいもに火が通ったら⑥の炒め野菜、塩、こしょうを加えて弱火で煮ます。お好みで西洋パセリやディル、すりおろしニンニクなどを加えてもおいしいです。 ※ブクブクと沸騰させると、ビーツの赤みが消えて茶色くなっ...

【ロシアの家庭料理】夏の定番冷たいスープ Окрошка(オクローシュカ)

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今日はロシアの夏に欠かせない定番料理を紹介します。 Окрошка (オクローシュカ)という、夏野菜とクヴァスを使った冷たいスープです。 材料 中に入れるものは家庭によって少々違うみたいなので、 今回は相方の家のレシピを紹介します。 いつも通り、食材のロシア語名も一緒に紹介します。 キュウリ(Огурец ) 3本 ラディッシュ(Редиска) 4個 卵(Яйцо) 3個 ハム(Варёная колбаса) 100g 青ねぎ(Зелёный лук) 3本 ディル(Укроп) お好みで 塩(Соль) 小さじ2杯 クヴァス(Квас) 1~1.5ℓ 作り方 卵を固ゆでにし、殻をむく 青ねぎを小口切りにし小鉢などに入れ、塩を加え、すりこ木などでたたき、塩をなじませる。 水分がでてしんなりしたらOK 1、キュウリ、ラディッシュ、ゆで卵、ハムを小さく切り、鍋などの大きい容器に入れる 3に2とクヴァスを加えてよく混ぜれば出来上がり。 お好みでスメタナをちょっと混ぜるのもアリ。 最後に レストランなどで見かけるオクローシュカは具が角切りのものが多いイメージですが、家で作る時にひたすら角切りをするのが面倒だという場合には、目の大きいおろし金を使ってもいいです。 事実、我が家もおろし金で作ることが多いです(笑) そして、 オクローシュカに使うクヴァスは、スーパーの物よりもパン屋さんで売っているものを使うことをお勧めします。 スーパーで売っているクヴァスは、濃い茶色にするために焦がし砂糖などを使っているので、カラメルソースのような香り&味がします。 また炭酸ガスが人工的に添加されているので、コーラの代わりに飲む場合は良いのですが、オクローシュカを作るにはあまり向いているとは言えません。 一方パン屋さんなどで売っている、ベージュ~薄茶色のクヴァスは、水、砂糖、ライ麦粉(または小麦粉)、麦芽(たまにイースト)のみで作っているので、微炭酸で素朴な味です。 「ぬか」のような風味なので、パン屋さんのクヴァスで作ったオクローシュカは、日本人の舌に比較的合うかと思います。