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初の発熱

ここのところめっきり子育て記事ばかりで、ロシア感がゼロですが… 先週末ほっぺちゃんが初めて熱を出しました。朝の授乳の時にいつもと体温が違うなと思い測ってみたら38℃! いやぁ、血の気が引きました。なんせ初めてでしたから。自分が38℃なのと、子供が38℃なのとでは気分的に全然違いますね。幸い、いつも見ている小児科のテレビ番組のおかげで、すべきことはわかっていたので、スムーズに対処できました。 春先は体調を崩しやすい時期なので、自分用の覚書として、したことを書いておこうと思います。 子供が熱を出した時にすること 水分補給 これに尽きると言っても過言ではありません。脱水症状を起こさないよう、とにかく水分を与えます。言葉がわかる年齢なら新しいおもちゃをエサにしてでも、とにかく飲ませます。1歳ぐらいの子供の場合はその子が一番好きな飲み物。何を飲ませてもいいですが、一番おすすめなのは経口補水液です。飲ませる量が足りているかの判断は、2~3時間に1度おしっこをしているかどうかと、おしっこの色が薄いかどうかです。 室温・湿度の調節 室温18~20℃、湿度 50~70%の状態を維持する。 子供は汗腺が発達しきっていないので、発汗ではなく、呼吸で体温調節をしています。なので、冷たい空気を吸えば体温が下がりやすくなります。また、湿度をたかくすることで鼻詰まりを予防(つまり鼻呼吸を確保)することができ、重症化(気管支炎など)を防げます。 服装 暖かい服を着せます(ただし、着せすぎ注意)。寒い格好をさせると体を温めようと更に体温が上がってしまいます。なので、”寒くない”ように着させるのが正解です。 食事の見直し 重たい食事は消化にエネルギーを使い体温が上がりやすいです。なので、消化にいいお粥や柔らかくゆでた野菜などを体温を同じくらいまで冷まして与えます。普段の食事の時間は無視して、子供が食べたがった時にあげるようにします。 解熱剤 熱が38~38.5℃あり、子供が辛そうな場合は解熱剤を使います。子供にも安心して使える解熱剤はパラセタモールとイブプロフェンです。対象年齢の合っているものを、用法・用量を守って使ってください。 上記のことをした結果、ほっぺちゃんは2日目は熱はまだあったものの、ご機嫌はほぼ回復。3日目にはほぼ平熱に戻り、今日の時点...

ロシアの病院 ついにアレルギー科へ

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先月初めに 再び皮膚科へ行った ときに、近々アレルギー科を受診するよう言われてかれこれ1ヶ月。その間何をしていたのかというと、 アレルギー科の先生が現れるのを待っていました(笑) 担当医を捕まえろクエスト(笑) 皮膚科を受信したときにアレルギー科の連絡先をもらったのですが、今は休暇中なので、1月20~23日辺りに電話するよう言われました。 で、1月23日(月)に電話したところ、なんと 「まだ戻ってきてないので、来週の金曜にでもまた連絡してね」 と……… そっちが指定した日にかけたのに何故―!? と腹が立ちましたが、ここは大人しく待つしかありません。 で、先週の金曜日が再指定された日だったのですが、また延ばされるんだろうな~と思って、昨日連絡しました。 するとなんと、 「今日か明日来られる?」 とのお返事が。 無事に担当医を捕まえたものの、いつも通りの急展開(笑) そして再び思ひ出の地へ で、昨日は他の用事があったので、今日ほっぺちゃんと再びマルシュルートカに揺られて行ってきました。 バス停からちょいちょい歩きます。ほっぺちゃんを抱っこしつつの徒歩10分は中々大変。娘+荷物で10㎏はありますからね… 当事者の話は聞き流し!? さて、アレルギー科の先生には、アレルゲン検査の結果を知って以来、とりあえず小麦を除去した生活をした結果、症状が劇的に改善された趣旨を伝えましたが、そのことはほぼ右から左に流され、なぜか猫のことばかり言われました。 今は大丈夫でも後から症状が出たり、ひどくなったりすることってあるんでしょうかね? ブリーダーいはく、猫アレルギー持ちでも、自分の猫は大丈夫って人は結構多いようなのですが… 「1週間ぐらい、猫がいないところで過ごしてみて。それで症状が改善したら、原因は猫ってことだから。」 って、言われても、今アレルギー症状が出てないんだから、判断しようがないんですけど… インターネットを使って調べても、大丈夫派、大丈夫じゃない派、時間と共に治る派、治らない派、それぞれの意見が交錯していて、頭がこんがらがってしまいます。おそらく、1100%はまだ解明されていないという事なのでしょう。 花粉症みたいに一定量のアレルゲンに触れることで症状が出る、または重症化するという可能性も考...

医療とビジネス

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日本だと医者ってお金持ちなイメージがありますよね?でもロシアでは正反対です。国立病院の医者は教師や郵便局員同様、給与が最も少ない職業の一つ。 その為、国立病院の医師や看護師は私立クリニックと仕事を掛け持ちしたりして生計を立てている人が多いです。 仕事の掛け持ちのほかにも、検査等を自分が務めている私立クリニックでするように仕向けたり、製薬会社と組んで、その会社の薬を処方する代わりに製薬会社からお金をもらうというのも常套手段。あと、今回遭遇したのが、健康グッズ屋と組んでいるというケース。 年末、ほっぺちゃんの1歳児検診で整形外科へ行った時の事。 診察では股関節の開き具合や、歩き方などを見たのですが、診察の時間帯がちょうどお昼寝タイムと重なっていました。もちろんほっぺちゃんはご機嫌斜め+眠くて力が入らないから、私の手につかまりながらよろよろ歩き。 1歳の時点で自分で歩いていないのと、よろよろしているのが気に入らなかったらしく、1月末に2週間の温感療法(昨日無事終了)と、2月初めに2週間の電気療法へ通うよう言われました。温感療法も電気療法も無料でやってもらえるので別にそれはいいのですが、問題はそのあと。 「ほっぺちゃん、家で靴履いてる?」 ロシアではなぜか、家の中でも子供に靴を履かせている人が多いです。コンクリの床にシートを敷いただけで冷たいからなのか、小さいうちから靴に慣れさせるためなのかはわかりませんが… 私自身、家の中で靴を履くことの必要性が理解できないので、義母にもらったルームシューズがあるのですが、ほっぺちゃんに履かせたりは特にしていません。でも靴があるのは事実なので、「はい」と答えました。すると 「どこのメーカーの?」 貰い物なので知らないと正直に答えると、 「ほっぺちゃんは歩き方がぎこちないから、矯正シューズを履いた方が良いわ!○○(ここから徒歩圏内のショッピングセンター)の2階に、矯正シューズ専門のお店があるから、そこで買うといいわよ。今ちょうどセールもやってるし。どんな形のが必要か書くから、それをお店の人に渡せば大丈夫よ。」 はい、思いっきり宣伝ですね…因みに2週間通った温感療法の時に知り合った人たちから聞いたのですが、この整形外科の先生のところに行った人はみんなこのお店の矯正シューズを勧められたそ...

ロシアの病院 1歳児検診

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タイトル通り、今日はほっぺちゃんの1歳児検診に行ってきました。 モスクワの友達のところはかかりつけの小児科医が事前に日にちを指定して、その日に必要な科の診察を受けるシステムだったのですが、やはり街が変わればシステムも変わるんですね。ほっぺちゃんが通っている病院では、かかりつけの小児科医に診察を受ける科のリストを渡されただけで、予約は全て自分で取らなければなりませんでした。 ちなみにリストにあったのは 眼科 耳鼻咽喉科 歯科 神経内科 整形外科 精神科 ここに本来は循環器科も入るのですが、担当の医師が休暇中なのか、診察は3月だそうです。 検査は 尿検査 血液検査(一般) 血液検査(空腹時の血糖値) 検診は今日でしたが、上の全ての科を巡り各種検査をすべく、12月後半から毎日のように病院へ行きました(笑) 気分は試験前にザチョット集めて回る学生。で、今日の検診が試験にあたるわけですが、身長と体重を測定して、今後の予防接種のスケジュールを相談して終わり。幸いどの科でも大きな問題は見つからなかったので、アッサリ終了。無事ママ2年生に進級といったところでしょうか。 帰り際にはツベルクリン反応の注射をして帰宅。予防接種は木曜にツベルクリン反応のサイズを測るときにすることにしました。 ほっぺちゃんが健康優良児で本当に助かってます。これからも健康にすくすくと育ってくれることを願っています。 順番待ちの間にカバンを漁る健康優良児

ラノリンクリームを求めて

入院中に朝晩塗っていたラノリンクリーム。匂いは石油みたいでくっさーいんですが、ほっぺちゃんの肌には合ったみたいで、退院時には肌がすべすべになりました。 退院後のケアにもこのラノリンクリーム、もしくは名前は伏せますがアトピー専用のクリームを朝晩欠かさず塗ること!とありました。 因みに指定されたシリーズ、アトピーや超乾燥肌に特化したラインのスキンケアなので、お値段も結構張ります。 色んな会社から色々なのもが出ていますが、割と安いものでも 75mlのクリームが約600ルーブル(1000円越え!)とかです。 因みに指定のクリームの内1つは過去に使ったことがありますが、伸びがあまり良くない上に全身にたっぷり塗らなきゃいけないので週に1本はなくなるであろうペースで塗る必要があります。我が子の健康のためならお金など惜しくない!と言いたいところですが、週1本ペースだと月に2500ルーブル近くかかってしまうので、かなり痛い出費。 なのでここは何としても病院で使ってたラノリンクリームを手に入れなければー!と言うことで、近所の薬局を探し回りましがどこに行っても売ってない。入院先の先生らの「普通に薬局で売ってるよ」って言葉を鵜呑みにした私が悪かったんですが、このラノリンクリーム、工場生産されてるんじゃなくて、薬局で調合して作ってるものだったんです。 そこでかかりつけの小児病院の皮膚科で処方箋を書いてもらって、最寄りの調剤薬局へ行きました。すると今度は別の落とし穴が。 最寄りの調合薬局は治療薬の調合のみをしていて、ラノリンクリームのような単なるクリーム(医薬部外品?)の調合は、街の中心部にある調剤薬局に行かないといけないと言われました。 こんな感じでかなりの回り道をしましたが、年末に街の中心の薬局で無事にラノリンクリームを注文し、今日受け取ってきました。 処方箋に書いてあった分量だと90gで200ルーブル弱でしたが、3つ頼んだら調剤薬局事務員の方が気を利かせてくれて処方箋の3倍の分量で作ってくれました。 処方箋通りのを3つ買う場合、 (原材料費+調合代)×3で600ルーブルほどになりますが、 薬局事務さんが取った方法なら 原材料費×3+調合代で400ルーブルほど。 200 ルーブルも安くなりました! クリームはドーンと270g...

ロシアの病院 再び皮膚科へ

先月19日に 退院 してからしばらくは問題なく過ごしていたほっぺちゃんですが、年末近くから皮膚炎の症状が再発。また脚がガサガサになってしまいました。 食事は入院していたころとほぼ同じだし、なんなんだろう?と心配していたら、やっとこさアレルギー検査の結果が出たというので本日再び皮膚科の病院へ行ってきました。 いつも行ってる小児科と違って、マルシュルートカで町の中心部の方へ行って、その後とぼ10分ぐらいのところ。この病院へは ВНЖ 申請時検査で言ったことがある上に最近まで入院もしていたところなんですが、いつも相方や義両親が一緒だったので自分で行くのは実は初めて。信号+横断歩道のないところを渡らなければいけないので少々心配でしたが、子供が生まれると病院へ行く回数がぐっと増えるし、そのたびに相方や義両親についてきてもらうのもなんだし、この先のための予行練習(?)も兼ねて、ほっぺちゃんと2人で行ってきました。 そういえば、ロシアの病院って日本とはちょっと違うんです。 日本で病院にお世話になることはあまりなかったので、ちょっとうろ覚えですが、普通カルテって患者が触る機会、ありませんよね? ロシアの場合、病院に行ったらカルテを受付で受け取って、それを持って医師のところに行くんですよ。 今回も退院時に「また何かあったらすぐ来てね。カルテできてるから。」と言われていたので受付でカルテを受け取ろうとしたら、なんと無いと言われてしまいました。予約を入れてあったので、もしかしてもう診察室のあるのかな?と思い診察室に行ってみても、「はぁ?カルテ持ってこなかったの?」ってめっちゃ馬鹿にされた口調で言われてしまった… 以前入院していた趣旨を伝えたら医者本人がカルテを探しに出て行って、戻ってくるまで診察中断。結局カルテはよくよく探したらあったらしいですが。 さて、そんなちょこっとした問題よりももっと大事なのは血液採取してから実に1ヶ月待ったアレルギー検査の結果です。 検査でほっぺちゃんには小麦と犬・猫にアレルギーがみつかりました。 一瞬頭の中がフリーズしました。というのも、離乳食初期に小麦のお粥をあげた時にはアレルギーらしき症状は何も出ていなかったから、まさか小麦が原因だとは夢にも思っていなかったんです。 ですが、よくよく思い返してみると、乳製品をあげ始めた...

遅ればせながら

新年あけましておめでとうございます。本年も ずぼら日記@ロシア をよろしくお願いいたします。 日本では年末年始の休みは大体三箇日までが一般的でしょうか。ロシアの場合、7日にクリスマスがあるからか、かなり休みが長いです。相方の場合、先月の29日に会社の忘年会があって30日から休み、仕事始めは9日(月)なので、のべ 10日間 も休みが!しかもこれは特別なケースではなく、ロシアではごく普通のこと。 この長~い正月休みを使って家のリフォームをする人も多く、年末のホームセンターは結構混んでいました。我が家は今のところ直すべきところはないので、今年はのんびり友達と会ったりして正月休みを過ごしています。 普段は毎日がただバタバタと過ぎていってしまうのですが、気づけば私の育休も1年が経過し、残り2年となりました。そろそろ真剣に育休明け後のキャリアについて考えて行動を起こさなければいけないなと思う今日この頃です。 だた、将来何をしたいのか、そしてそれをするために何から始めればいいのか中々見えてこない状況ですが、まずは行動を起こすのみ!身近にあるできることから順々に手を付けていって、最終的には干支の酉にあやかって高く飛躍できる1年にできればと思います。 そういえば今年はВНЖの更新もあるだっけ…まずはそのためのロシア語の試験勉強からですね~…がんばります!

ほっぺちゃん1歳

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今日、ほっぺちゃんが無事1歳になりました。あの超スピード出産からもう1年…(おそらく)食物アレルギーで入院したりはしましたが、特に大病もせず、風邪すら引かず1年過ごせたのは周りの人々の協力があってのことだと思います。 さて、ほっぺちゃんの誕生日のお祝いですが、大みそかを明日に控えているので、泊りがけで義両親宅でしました。テーブルに乗せきれない量の料理を作って、相方の幼馴染の両親(同じマンションの違う階に住んでる)と相方の妹&彼氏さんを呼んで盛大にお祝い。 初孫フィーバーとは恐ろしいもので、義両親の力の入れようがすごかった…。プレゼントにもらったもので特にインパクトがあったのはこの2点 バルーンアートのウサギとピンクの木馬! ロシア人はお祝い事に風船を使うことが多いようで、誕生日や結婚式、各種記念日からお店の開店祝いまで、様々なシーンで風船が使われます。なのでこのようなバルーンアートを注文できるお店があります。 木馬は、先週あたりだったか、義母から「ほっぺちゃんの誕生日プレゼント見つけたわ!ちょっと年齢的にはまだ早いけど気に内でね!」って電話が来たので、いったい何を買ったのかと考えていたら、木馬でした(笑)確かにまだだいぶ早い…w 他にもセレモニードレスやらおもちゃのティアラやら、そして来てくれたゲストからも食器やらぬいぐるみやらと色々いただいてしまいました。これ、持って帰るの大変だわ~。 何はともあれ、これからもほっぺちゃんが健康にすくすく育ってくれるのを祈るばかりです。

退院しました。

前の記事 に書いた通り、ほっぺちゃんの皮膚炎で10日間ほど入院していた私たちですが、今日無事に退院しました。 この10日間何をしていたかというと、 牛乳・卵を抜いた食事療法 朝晩のラノリンクリーム塗布 グルコン酸カルシウムと抗ヒスタミン剤の服用 と、各科のお医者さんの診療と、検尿、検便、血液検査、アレルゲン検査を受けていました。 太ももに出ていた赤い斑点は3日目ぐらいには赤みが引いて、1週間もする頃にはすっかり良くなりました。皮膚以外はすこぶる健康なほっぺちゃん、毎日朝からお昼寝と食事の時間以外は病棟の廊下を(私の手につかまってだけど)歩き回って、看護師さんや用務員さんたちに愛嬌を振りまきまくっていました。食事も1日4食もりもり食べて、入院中にちょっとふっくらしたような…(笑) 私はというと、10日間家事から解放されてのんびり…と思いきや、ほっぺちゃんに付き添って廊下を何往復も歩いたり、視界から私が消えたり、ベッドに一人にすると泣くので片手にほっぺちゃんを抱っこして病室の片づけをしたりと中々大変でした。 さて、気になる肌荒れの原因ですが、アレルゲン検査の結果が来ていないのでわからないまま退院…^_^; 治療内容は家でも十分できる内容だったから何のための入院だったのかよくわかりませんが、普段の何倍もほっぺちゃんにべったり付きっ切りの生活ができたので、それはそれでよかったのかも。

ロシアの病院 娘、初入院

秋の終わり頃から肌の調子があまり良くないほっぺちゃん。 腿からふくらはぎにかけてがカサカサして、痒みも出たので掻いてしまい足は傷だらけに。かかりつけの小児科では離乳食で取り入れた乳製品が怪しいと言われ除去生活をしたものの改善の兆しはありませんでした。 それからも原因が分からぬまま、たまに良くなったりまた悪化したりを繰り返していたので、先週の金曜に皮膚科へ行って診てもらいました。 ほっぺちゃんの足を見せて今までの経過を話したところ、「何かしらのアレルギーなのは間違いありません。こりゃ入院ですね」とバッサリ。 にゅ、入院って、家じゃ治せないの!?そんな急を要するような症状なのに私ら長らく放置してたの!?とパニクっている間に皮膚科の先生がリャザンの皮膚科専門の病院の小児病棟に電話して話をつけてました。で、来週の金曜から10日間ほど入院することに。 皮膚炎で入院って話は初めて聞いたのでかなり驚きましたが、来週からということはそんなに深刻ではないのね~、とちょっと安心。それに検査などのためにの毎日のように通院するのを考えたら、入院してしまったほうが私達の負担が少なくなると考えたら、入院も悪くないのかな… というわけで、来週の金曜から10日間ほど、親子で入院してきます。

我が家に車がやって来た!…けれど

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かれこれ1年ぐらいでしょうか、義父が車の購入を検討していて、めでたく購入した暁には今乗っている車を譲ってくれるって話していたのですが、数日前、ついに義父が車を買いました! で、それまで乗っていた車を一昨日譲り受けました。 Автоваз の Лада Семёрка という結構年代物な ボロ クラシックカーです(笑) 古い車だから盗む人もいないだろうと思い、家の窓から見える駐車スペースに駐めていたんですが、なんと、2日目にしてやられました。 夕方帰ってきて見てみると、ボンネットに積もっているはずの雪がない! 相方が慌てて見に行くと、ボンネットがこじ開けられてバッテリーが盗まれていました。 -20℃近い時期にとんだ物好きがいたもんだな〜と思ったら、どうやら家の近所に闇ルートで車のバッテリーを買い取ってくれるところがあるらしいんです。中に詰まってる金属が売れるからですね。 さて、寒ーい中わざわざバールか何かでボンネット開けて、20kgぐらいあるバッテリーを取り出してそこへ持っていって、一体いくらになるのかというと、ウワサでは400ルーブルほどだそうです。 400ルーブル…ちょうどウォッカ1本とおつまみってところでしょうか。うちのすぐ近くに飲み屋があって、そこにアル中が集まっているので、おそらくその中の誰かが飲む金欲しさにやったんでしょう。 仕方ないから近々新しいバッテリーを調達して、その後車は警備員(もとい犬)付きの駐車場(月国2000ルーブル)へ移動予定です。トホホ… ・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・ ランキング参加中 同カテゴリーのお役立ちブログはこちらから 広告

ロシア郵便

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ПОЧТА РОССИИ (ロシア郵便)と言えば、小包や手紙の配達遅延や紛失、配送物の扱いの悪さなどで評判があまりよくないですね。ロシア人たちも自覚している+実際に困っているので、画像加工などをして笑いに変え、何とか気持ちを鎮めています(笑) 超速達 ロシア郵便-全世界よ、待つがいい! さて、そんなロシア郵便から先日なんと、SMSが来ました。 Отправление EJ417******JP прибыло в пункт таможенного оформления России.  Телефон 88002**5888. こんなことはかれこれ7年ロシアに住んでいて初めてだったので、とても驚いたのですが、メールの内容は実家からの小包の追跡情報でした。 その後も小包がどこかへ移動しバーコードが読み込まれるたびに私のところにはSMSが届き、そして極め付けにはなんと、電話までかかってきました。 「こんにちは。ロシア郵便の配達員ですが、約15分後に小包の配達に伺いたいのですが、ご都合いかがでしょうか?」 そのあと本当に15~20分くらいしたら配達員さんが来ました O_O 驚きすぎて顎外れるかと思った…(笑)今まではインターネット上では配達員が来たことになっているものの不在配達票もないし~ってことが多々あったので… 日本から発送してからも6日で着いたし、劇的にサービス向上したなと思いました。 どうやら、EMSオフィスに苦情が殺到したらしく、「このままだとロシア郵便のEMS取り扱い権を剝奪するぞ」と雷が落ちた模様。やればできるんですね、ロシア郵便。

ねんねトレーニング

ほっぺちゃんが眠れない原因探しですが、前の記事で書いたことは全て やってみましたが、これといった効果は見られませんでした。ですが、夜中にあれだけギャン泣きしても、次の朝にはいつも通りの時間に起きてケロッとしている上に笑顔まで振りまいています。…日中は元気に遊び、よく食べ、お昼寝もしているので、おそらく病気とかではないでしょう。 ということは、眠りが浅くて起きてしま っている可能性が高い! そこで巷で噂(?)のねんねトレーニング(通称ネントレ)を試してみることにしました。 方法はいたってシンプル。寝る時間になったらベビーベッドに寝かせて、「おやすみ」といって部屋を出ます。この時ドアは閉めません。 どうなるかというと、ご想像の通り、ギャン泣きが始まります。ギャン泣きを通り越して「世界の終わり泣き」。でもここですぐには戻らず3分待ちます。その後2分あやしに行って、また部屋を出ます。今度は5分待って、2分あやしに行きます。その後7分、9分、11分といった具合に待つ時間をだんだん長くしていき、これを赤ちゃんが寝るまで続けます。 最初の数日は結構長くかかるし、泣き方が半端ないので、挫折してしまう人も多いそうですが、3日目までがヤマだそうです。 ほっぺちゃんの場合も 初日  17分の回 2日目 13分の回 3日目 9分の回 4日目 5分の回 5日目 5分の回 のように、寝るまでにかかる時間も短くなり、今ではほぼ泣かずに入眠できるようになり夜中に起きる回数も劇的に減りました。 毎時間起こされる生活にも無事おさらば!(*゚∀゚) お子さんが中々寝てくれなかったら、夜中に何度も起きてしまいという方、試してみる価値はあるかもしれません。

眠れない原因

生後2か月ごろから夜は結構寝てくれるタイプだったほっぺちゃんですが、8月頃から夜中に目を覚ますようになり、ここ最近は夜中の間に何度も目を覚ますようになってしまいました。目を覚ますだけならまだしも、その後完全覚醒して中々寝なかったり、眠いのに再度眠りにつけず夜中の3時ごろまでギャン泣きなんてこともしばしば… 相方は仕事があるのでできるだけ寝てもらおうということで、基本的に私が一人で相手をしているのですが、流石に連日の寝不足はちと体に堪えたようで、ニキビ(もう30だから吹き出物っていうのかな?)が所々に出たり、口角炎ができたりしてしまいました。 このままではマズイと思いほっぺちゃんが眠れない原因探しをすることにしました。 健康面のチェックはもちろんですが、それ以外には… 加湿器 をベビーベッドに近くに置いてみる:赤ちゃんはみんな鼻で呼吸をしています。空気が乾燥すると鼻が詰まるので、鼻呼吸が妨げられて不快で眠れません。赤ちゃんにとって心地よい湿度は40~60%だそうです。現在我が家はセントラルヒーティングが稼働しているので、部屋の湿度はなんと20%を切ることも… 日本も太平洋側は冬場空気が乾燥するので、この方法や役立つかもしれません。 完全 消灯 してみる:人間が五感から受け取る情報の内、80%(だったかな?ちょっとうろ覚え)は視覚から入る情報なんだそうです。なので、ライトがついていると視覚からの情報が入り続けるため眠れない…かもしれません。ただこれは個人差が大きいかもしれません。暗闇が怖くて眠れない可能性もあります。その場合は夜用の小さいライトをつけてあげるといいでしょう。 窓 を開けてみる:1歳未満の赤ちゃんはホワイトノイズ(ラジオの周波数があっていない時のザラザラ~って音のように、同じ音がずっと続いているもの)を聞くと落ち着くそうです。この音はお母さんのおなかの中にいた時の音に近いんだとか。なので、窓を開けて風の音などが聞こえるようにしてあげると眠ってくれるかもしれません。換気もできて一石二鳥です。 鎮痛剤 をあげてみる:そろそろ歯が生えるだろうという時期にしてみてください。歯が生える時のむずがゆさは、昼間遊びやその他のことに夢中で気になりませんが、夜寝る時になるとその他の刺激はすべてなくなりますから、急に気になり...

悪質店舗成敗番組 ”Магазинно”

今日はロシアで人気のテレビ番組、 ”Магазинно” について。 この番組、レポーターの Александр Молочко(アレクサンドル・マラチコ)が消費者の声を参考に各都市のスーパーなどを突撃取材するというものです。 事前に連絡せず突然行くので、取り繕っていない真の姿が暴かれまくってます。 今回はこの番組がリャザンに来た時のものが水曜に放送されたのでビデオを貼っておきます。 あ、ちなみにこのプレビュー(?)の銅像はリャザン大学本館の入口にあるものです^^ リャザンで取材されたのは スーパー БАРС 市内最大店舗(リャザンで一番幅をきかせている大手スーパー) Аукцион (家具&キッチンカウンター・収納販売店) Полетаевский рынок (市内の大型市場) Альфавит(我が家から徒歩数分のところにあるスーパー) СПОРТМАСТЕР (大手スポーツ用品店) スーパーではお惣菜を調理をしているところまで入って行ってチェック。賞味期限切れの食材で調理している様子や散らかって汚れた厨房の様子などが映されています。そしてそこを這いずりまわっているGさんまで…(ОдО) 他にも注文を受けてお金も受け取っておいて、会社名を変えてトンズラしようとしている家具屋とかも…「呼ぶ人呼びましょう」ってことで警察も登場したり、と、スリル満点な番組です。 最後のスポーツ用品店は抜き打ちチェックではなく、今ロシアの子供~若者の間で大流行中のキックボードの正しい選び方を紹介しています。 スーパーや市場のこのような悲惨な状況が”エンタメ”になってしまっているのは悲しいことですね。日本だったらバラエティー番組じゃなくて、ニュースとして取り上げられて大騒ぎになるんでしょうけど…。 こういうの見ると、やっぱり自分で作った食材で自分で料理するのが一番安全なんだな~と思います(汗)

一時帰国準備:娘のパスポートと相方のビザ申請

夏の間仕事が忙しくて延び延びになっていた相方の日本ビザ&ほっぺちゃんのパスポート申請にやっと行ってきました!(行ったのは私じゃなくて相方なんですが…) パスポートの申請は問題なく済んだのですが、ビザ申請でちょっと問題が… 今回申請に行ったのは「ロシア在住の日本国籍者の配偶者が短期滞在ビザ」です。 これはロシア在住の日本人と結婚して1年以上経過した人が申請できます。パスポートの有効期限にもよりますが、最長3年のマルチビザが取れるので、日本に行くたびにビザを取らなくて済むとてもありがたいビザです。 日本国査証の申請に必要な書類は こちら をご覧ください。 さて、今回起きた問題というのは… 3年間のマルチビザ を申請に行ったのに、書類に”問題”があり 30日間のシングルビザ が発給されることになったんです。 原因は2つ ①数次ビザ希望に係る理由書の”不備” ②渡航経費支弁能力を証明できる書類の”選択ミス” まずは①について。マルチビザを希望する場合、 数次ビザ希望に係る理由書 を提出しなければいけません。この書類に関して大使館のサイトにある説明は 数次ビザ申請の場合のみ必要です。 なぜ数次ビザが必要か自由様式で記入して下さい。 の2点のみです。なので上記の内容を書いて理由書を提出したのですが、窓口の人が一言 「3年間のと書いていないのでマルチビザは発行でいません」 自由様式じゃなかったんですか…? 因みに前回(とはいえもう5年前ですが…)はこの文面で問題なくマルチビザが発給されたんですが、今回はダメでした…(凹) そしてもう一つ問題になったのは②。 これはつまり、日本へ行って、その後ロシアに帰ってくるだけの経済力があるよ~と証明するための書類なんですが、夫婦2人のうち,主たる生計維持者に関する書類を 在職証明書(給与額が明らかなもの) 銀行残高証明書 所得証明書 の中から2点提出する必要があります。 我が家は私が現在育児休暇中なのもあり、相方が主たる生計維持者です。なので、相方の在職証明と所得証明を持って行ったのですが、地方都市の”公式の”お給料では少なすぎたようで、シングルビザになりました。 まぁ次回いつ一時帰国できるかわからないから別にいいと言えばいいのですが、もし...

セントラルヒーティング

日本ではロシアの冬は寒いと思われているかもしれませんが、実はそうでもありません。 冬の間、外はもちろん寒いんですが、家の中は北海道と同様、セントラルヒーティングがあるのでとても暖かいです。 リャザンの場合、冬の間一番寒い時期は―30℃まで冷え込むこともありますが、家の中は常に20℃以上。屋内と屋外の温度差が半端ないです。 さて、そのセントラルヒーティングですが、建物全体にオイルヒーターのような形のパイプが通っていて、その中をお湯が循環するシステムです。建物全体にこのパイプが張り巡らされているので、家ごと、部屋ごとに調節などはできません。 暖房が入るのは決まった日付ではなく、「気温8℃以下の日が5日以上続いたら」管理会社が暖房用のパイプにお湯を通します。因みに優先順位があるらしく、医療機関、幼稚園・保育園、学校・大学などの公共施設は優先的に暖房がつきます。 一度暖房が入ってしまえば春までポカポカなんですが、気温が8℃になるまでの今の時期は、家の中は肌寒いです。この時期用に電気ヒーターを購入する家庭もありますが、多くの家庭ではコンロの火をつけて部屋を暖めています。実はロシア、ガス代が家に居住登録されている人数の基づいた定額制なんです。だから定額料金(しかも格安!)を払えばガスは使い放題。さすが資源国ですね。

一時帰国準備:航空券購入

来年春に念願の一時帰国を予定している私たち、昨日やっと航空券を購入しました。 今回は生まれて初めてのJAL便です^^ 時期によってはアエロフロートと変わらない時もあるんですが、今回は20000ルーブル近く高かった…でも私たちには2万ルーブル払ってでも JAL を選ぶちゃんとした理由があるのです。 それはずばり、リャザンから空港までのアクセス。 アエロフロート及びその他スカイチーム系列の航空会社はシェレメチエヴォ空港 JALや中東系の航空会社はドモジェドヴォ空港に離着陸します。 それぞれの空港の位置関係はこんな感じです。 ①シェレメチエヴォ空港 (モスクワ中心から11時の方向) ②ドモジェドヴォ空港 (モスクワ中心から5時の方向) 因みにリャザンはここ なので、ドモジェドヴォの方が断然近いんです。 しかも、 ドモジェドヴォ空港 ならリャザンの中央バスターミナルから 直行バス が出ていて、3~4時間で空港に着きます。 一方 シェレメチエヴォ空港 までは、 モスクワ行きのバス→地下鉄→アエロエクスプレスまたはバス のように乗り換えが複数回あり、所要時間も倍とは言いませんが5~6時間は確実にかかります 私と相方だけだったら平気なんですけど、今回はほっぺちゃんもいるので、 スーツケース+ほっぺちゃん+おそらくベビーカー と共にエレベーターのない地下鉄の駅内を移動するのは絶対大変でしょう。 というわけで、今回はほっぺちゃんを連れての初めての長旅なので、ちょっと高くても負担が少ないコースを選ぶことにしました。”ちょっと”って言っても私の月収の1.5倍ぐらいなんですが…背に腹は代えられぬ… 何はともあれ、5年ぶり(!)の一時帰国だぁ~!今からとても楽しみです(^^♪