自己紹介

セントラルヒーティング

日本ではロシアの冬は寒いと思われているかもしれませんが、実はそうでもありません。

冬の間、外はもちろん寒いんですが、家の中は北海道と同様、セントラルヒーティングがあるのでとても暖かいです。

リャザンの場合、冬の間一番寒い時期は―30℃まで冷え込むこともありますが、家の中は常に20℃以上。屋内と屋外の温度差が半端ないです。

さて、そのセントラルヒーティングですが、建物全体にオイルヒーターのような形のパイプが通っていて、その中をお湯が循環するシステムです。建物全体にこのパイプが張り巡らされているので、家ごと、部屋ごとに調節などはできません。

暖房が入るのは決まった日付ではなく、「気温8℃以下の日が5日以上続いたら」管理会社が暖房用のパイプにお湯を通します。因みに優先順位があるらしく、医療機関、幼稚園・保育園、学校・大学などの公共施設は優先的に暖房がつきます。

一度暖房が入ってしまえば春までポカポカなんですが、気温が8℃になるまでの今の時期は、家の中は肌寒いです。この時期用に電気ヒーターを購入する家庭もありますが、多くの家庭ではコンロの火をつけて部屋を暖めています。実はロシア、ガス代が家に居住登録されている人数の基づいた定額制なんです。だから定額料金(しかも格安!)を払えばガスは使い放題。さすが資源国ですね。

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