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前期も折り返し地点に来たので、ちょっと大学の仕事の話。
4年ぶりに大学に復帰しておったまげたことは、
- 日本語初級の授業がわんさか入っていたこと
- 学生たちのキャラが変わったこと
日本語初級の授業がわんさか入っていた
うちの大学はもともと、ロシア人に日本語を(主に)英語で教えるという、超間接法を採用していて、日本語をゼロから始めるグループはロシア人に任せ、日本人教師は初中級~中級以降のグループを担当するスタイルでやっていました。なので今まで私が教えてきたグループは3年生以上がほとんどでした。今までは人員不足ながらも何とかそのスタイルを続けていたのですが、最近はそれもできないくらい教師の数が足りなくなった模様。
私のところには日本語を「あいうえお」から始めるグループが2つ割り当てられ、しかもそのうち1つはペアのロシア人教師がいない、私オンリーのグループなんです。
……いいのか?
学生たちのキャラが変わった
そしてもひとつ変わったといえば、学生たちのタイプ、というのでしょうか、キャラが変わりました。今の1、2年生の学生たちはミレニアム・ベビーたち。この世代はロシアでは「Z世代」と呼ばれています。良くも悪くも個人主義的、そして自分が興味のあることはとことんやるのですが、興味がないとまったくもってやらない。良くも悪くも正直な世代です。
産休に入るまでに教えていたグループは、20世紀生まれの子たち。どのグループも学生たちは授業にほぼ毎回全員出席。できる学生とあまりできない学生の差はもちろんありましたが、できない学生は基本的に「頑張ってるんだけど、どうもうまくいかない」というタイプの学生が中心でした。なので、成績で2(つまり不可)をもらう学生はゼロに等しかったです。
ところが4年ぶりに仕事に戻ってみると……
このZ世代のグループ、現在2つ教えているのですが、どちらもちょうと3分の1の学生たちの出席率がとんでもないことになっています。一番ひどい学生はかれこれ1か月以上授業に来ていません。グループ内でできる学生は今まで通りなんですが、底が抜けた感があります。
世代でレッテル付けをするのは良くないと思いつつ、違いがありすぎて、どうしても「世代が違うから」と考えたくなってしまいます。
さて、この新世紀児たち、どうしたものか……
というわけで、時代の変化(?)に戸惑いつつも、まぁぼちぼちやっています。
まだ11月なのに、すでに新年モード(笑) |
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