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新年の連休が終わって、ロシアの大学はただいま絶賛、試験期間中です。日本の大学も今はちょうど試験期間ですよね。
これから数回に分けて、ロシアの大学の試験について書いていきます。
ざっくり説明すると、Зачёт (ザチョット)は授業期間内に行われる筆記試験で、Экзамен (エグザーミェン)は試験期間に行われる、ガッツリとした口述試験です。
ザチョットはたいていの場合、我々が”テスト”と聞いて想像するものと特に変わらない、答案用紙に答えを書き込む形式のものです。
ですが、担当の先生によってはザチョットの内容が違うことがあります。
授業の感想文の提出だったり、レポート提出だったり・・・先生によってはザチョットの日に授業に出席しただけで OK というパターンもあるらしい!
ザチョットの場合、
合格は Зачтено (ザチチェノ)
不合格は Не зачтено (ニェ・ザチチェノ)
と言います。
合格ラインは担当の先生によりますが、基本的には正答率が60~70%以上で合格になります。
因みに私が今セメスター担当している授業の場合は
項目1のように平常点を元に合否を決める手法は Автомат (アフタマート:自動式)と言います。
ザチョット”自動式”にするかどうかは、担当教師の独断で決められるのですが、クラスのほぼ全員が毎回休まず授業に出席し、なおかつ発表内容(または毎回の小テストの結果など)がそれなりの場合でないと、あまり意味がないでしょう(笑)
因みに無事に合格すると Зачётная книжка (ザチョートナヤ・クニーシカ:成績手帳)に Зачтено (ザチチェノ:合格)と書かれます。
ほかの大学の事情はちょっと把握していないのですが、うちの大学はすべて手書きです!
今は規則が変わったようで、少なくともうちの大学は合格していないザチョットがあったとしても試験を受けることができるようになりました。
ですので、今セメスターのザチョットに合格しなかった場合は、追試があるのは来セメスターです。
だからと言ってこのザチョット、バカにできません。
追試にも合格できなかった場合には担当教師以外の審査員がついた状態で追々試(!)が行われ、これにも合格できなかった場合には他学部(科)に移籍、または退学という処置がとられます。うちの大学だけかもしれませんが、留年というパターンは今のところきいたことがありません。
これから数回に分けて、ロシアの大学の試験について書いていきます。
ロシアの大学の試験は2タイプある!?
ロシアの大学には Зачёт (ザチョット)と Экзамен (エグザーミェン)という2種類のテストがあります。ざっくり説明すると、Зачёт (ザチョット)は授業期間内に行われる筆記試験で、Экзамен (エグザーミェン)は試験期間に行われる、ガッツリとした口述試験です。
Зачёт (ザチョット)
今回はザチョットについて。ザチョットはたいていの場合、我々が”テスト”と聞いて想像するものと特に変わらない、答案用紙に答えを書き込む形式のものです。
ですが、担当の先生によってはザチョットの内容が違うことがあります。
授業の感想文の提出だったり、レポート提出だったり・・・先生によってはザチョットの日に授業に出席しただけで OK というパターンもあるらしい!
ザチョットの評価方法
因みにこのザチョットの評価は「合」「否」のみです。ザチョットの場合、
合格は Зачтено (ザチチェノ)
不合格は Не зачтено (ニェ・ザチチェノ)
と言います。
合格ラインは担当の先生によりますが、基本的には正答率が60~70%以上で合格になります。
因みに私が今セメスター担当している授業の場合は
- 毎回発表などがある授業→すべての発表クリアで自動的に合格
- 文学関連の授業→昔話の要約で評価
- 9月に日本語を始めたグループ→ペーパーテストと口述問題の結果で評価
項目1のように平常点を元に合否を決める手法は Автомат (アフタマート:自動式)と言います。
ザチョット”自動式”にするかどうかは、担当教師の独断で決められるのですが、クラスのほぼ全員が毎回休まず授業に出席し、なおかつ発表内容(または毎回の小テストの結果など)がそれなりの場合でないと、あまり意味がないでしょう(笑)
因みに無事に合格すると Зачётная книжка (ザチョートナヤ・クニーシカ:成績手帳)に Зачтено (ザチチェノ:合格)と書かれます。
ちょうど真ん中あたりに書いてあります |
ほかの大学の事情はちょっと把握していないのですが、うちの大学はすべて手書きです!
何のためのザチョット?
このザチョット、以前はその後あるエクザーミェン(試験)を受けるための通過点で、すべてのザチョットに合格しないと試験期間の試験を受けることができませんでした。今は規則が変わったようで、少なくともうちの大学は合格していないザチョットがあったとしても試験を受けることができるようになりました。
ですので、今セメスターのザチョットに合格しなかった場合は、追試があるのは来セメスターです。
だからと言ってこのザチョット、バカにできません。
追試にも合格できなかった場合には担当教師以外の審査員がついた状態で追々試(!)が行われ、これにも合格できなかった場合には他学部(科)に移籍、または退学という処置がとられます。うちの大学だけかもしれませんが、留年というパターンは今のところきいたことがありません。
最後に
今日はロシアの試験の1つ目のスタイルであるЗачёт(ザチョット)について書いてみました。
これからロシア留学しよう、またはロシアの教育機関で働こうと考えている人の参考になれば幸いです。
次回はエグザーミェン(試験)について書こうと思います。
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