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ロシアの冬のための保存食と言えばピクルス!
ロシアは地方差は勿論ありますが、冬場に外で野菜が育てられない地域がほとんどです。なので、夏に採れた野菜で作るピクルスはロシアの人たちにとって昔から、冬の間の貴重なビタミン源でした。
現代は昔と違い、様々な技術を用いて冬場でも野菜を育てることが可能です。
ですがハウス栽培のものはやはり旬の物と比べたら味が落ちるので、現代では「冬に野菜が取れないから」とか、「輸入品の野菜は高いから」などの理由よりは、単純に「冬の間もおいしい野菜が食べたいから」という理由でピクルスを作る人も多いと思います。
夏に採れた、野菜の味がしっかりするピクルスは冬場に食べるとまた格別です!
今日はロシアの冬の保存食の定番、トマトのピクルスのレシピを書きます。
完全なる自分用の覚え書きなのであしからず(笑)
材料
瓶ひとつ分
- トマト(Помидор) 3リットル瓶にぎゅうぎゅうに詰められるぐらいの量
- にんにく(Чеснок) 2片
- パプリカ(Болгарский перец) 1/2個
- 玉ねぎ(Лук) 小1/4個
- ★黒胡椒の実(Черный перец) 5粒
- ★クローブ(Гвоздика) ひとつまみ
- ★ローリエ(Лавровый лист) 3枚
- ★乾燥ディル(Укроп сушёный) 先っぽのふさ、半分くらい
- ★カシスの葉(Сушеные листья черной смородины) 3~5枚
- ☆水(Вода)1.5ℓくらい
- ☆砂糖(Сахар) スプーン(大)山盛り3杯
- ☆塩(Соль) スプーン(大)山盛り2杯
- 濃縮酢(Столовый уксус) スプーン(大)半分
作り方
- ヘタを取ったトマトを綺麗に洗い、”おへそ”のところに爪楊枝で2箇所ほど穴をあける
- 大鍋にたっぷりとお湯を沸かす (材料とは別の、トマト加熱用)
たくさん作るのでコンロが鍋だらけに… - 玉葱、にんにくは粗めのみじん切り、パプリカは細りにする
- ガラスの瓶に★の材料と 3 を入れ、トマトを入るだけ詰める
- 4に熱湯をひたひたに注ぐ
- 30分~1時間ほど経ったらお湯を切る
- 4~6をもう一度繰り返す
※並行してマリネ液を作る。別の鍋に ☆の材料をいれ沸騰させる - 2度目の湯きりが終わったらマリネ液をひたひたに注ぎ、濃縮酢を加える
- 瓶のふたを閉め、逆さにして冷めるまで置いたら出来上がり
最後に
今日はトマトのピクルスのレシピを紹介しました。出来上がったトマトのピクルスは冷暗所で1~1年半ほど保存できます。
ロシアでは、このテの瓶詰はガレージの地下などで保存するのが一般的。ガレージの地下は冬場、外が-20℃とかでも中はが0℃前後、そして夏場も冷蔵庫ぐらいの温度なので、瓶詰の種類によっては2年とか3年置いておくこともできます。
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