自己紹介

【子育て@ロシア】子供用薬箱の中身(乳幼児編)

先日の記事と時系列は逆になってしまいますが、子供用薬箱の中身、乳幼児編も書いておこうかと思います。

私はまだ2人目の予定は全くないのですが、あまりにも時間が空きすぎると絶対に忘れてしまうので、自分用の備忘録ということで(笑)

前回の記事と重複してしまいますが、必ず子供専用の薬箱を用意してください。子供が病気、しかも赤ちゃんとなるとほぼ確実に慌ててしまいます。間違えて大人用の薬を与えてしまったり、子供用の薬でも用法・容量を間違えると大変。なので平常心の時に子供用の薬箱を作っておき、さらにはその中に入れる薬のパッケージに用法用量を大きい字でメモしておくと良いでしょう。

さて早速ですが薬箱の中身について書いていきます。

改めて書きますが、我が家の薬箱の中は、最低限のものしか入っていません。

※この記事はあくまで我が家の薬箱の中身を紹介するためのものですので、薬の使用は主治医と相談のうえ、用法・容量を確認の上、自己責任のもと、慎重に行ってください。


  1. 体温計(Градусник)
  2. 過酸化水素水(Перекись водорода)
  3. ヨード液(Йод)
  4. 綿棒 (Ватные палочки)
  5. 包帯(Бандаж)
  6. 絆創膏(Лейкопластырь)
  7. 脱脂綿(Гигроскопическая вата)
  8. ラノリン軟膏(Purelan)
  9. 解熱剤2種(Жаропонижающие препараты)
  10. 点鼻薬2種(Капли для носа)
  11. 点耳薬(Капли ушные)
  12. ビタミン D シロップ(Капли витамина Д)
  13. 抗生物質(Антибиотик)
  14. 抗アレルギー剤(Противоаллергические препараты)
  15. ステロイド系抗炎症クリーム(Гормональный мазь от дерматита)
  16. 経口補水液の素(Cредство для пероральной регидратации)

①~⑦については特に書く必要もないと思いますが……、あえて何か書くとしたら、体温計は電子体温計で、できれば数秒で測れるタイプの物がお勧めです。子供ってじっとしていられませんから ^‗^;

さて、ここからは⑧以降について少し詳しく書いていこうと思います。


ラノリン軟膏(Purelan)

Medela社の出しているピュアラン(Purelan)が優秀なので、これだけは商品名を紹介することになります。このラノリン軟膏は、新生児のひっかき傷などに塗ると直りが速くなるほか、母乳育児をしているママの胸のケアにも使えます。授乳に慣れるまでの間は特に重要。また、授乳時に洗い流す必要が無いのもとても便利です。




解熱剤

子供用解熱剤は必ずイブプロフェンがベースの物と、パラセタモールがベースの物の2種類を準備してください。形状はどちらかがシロップ、どちらかが座薬。我が家の場合は Нурофен(イブプロフェンベースのシロップ)と Цефекон(パラセタモールベースの座薬) を使っています。



点鼻薬

点鼻薬は、生理食塩水ベースの物と、血管収縮作用のあるものの2種類を準備します。前者は鼻の掃除や軽い鼻詰まりの時に使い、後者は鼻詰まりがひどくて口呼吸をしてしまっている時に使います。
我が家ではАквамарис(生理食塩水ベース)と、Називин(血管収縮作用有り)を使っています。




点耳薬

先日初めて中耳炎になった際に使いました。またなる可能性もゼロではないので、念のため常備薬に入れておこうかと思います。




ビタミンD

冬季の日照時間が短いロシアでは、くる病防止のために乳幼児のビタミンDの摂取が推奨されています。






抗生物質

風邪などの症状が5日以上改善しない時や、重症化した場合に使います。
ちなみに我が家は Флемоксин солютаб を使っています。



抗アレルギー剤

1歳になる前に一度アレルギー性発疹で入院したほっぺちゃん。念のためアレルギー症状を抑えるお薬も常備しています。最近はもう発疹が出ることもほぼないので、お守り的な位置づけですが(笑)


ステロイド系抗炎症クリーム

アトピーまたはアレルギー性発疹のかゆみを和らげるクリーム。これもほっぺちゃんが小麦アレルギーの発疹が出てた時に使ったもので、今はほぼ使っていません。お守り的な位置づけ。
我が家では Комфодерм を念のため常備しています。


経口補水液の素

これは正直言ってリンゴジュースを水で薄めたものや、ドライフルーツの煮出し汁とかで十分代用可能なのですが、風邪や下痢の時にはいかに水分補給をしっかりするかが肝心。脱水を起こしたら病気の症状も悪化しやすいですし、最悪、救急車を呼ぶ事態にもなりま寝ません。なので、これも念のため薬箱に入れておくといいかもしれません。我が家は使った経験が無いので、これと言ってどれかを勧めることはできませんが……


まとめ

というわけで、思い出せる範囲で書いてみましたが、幼稚園編とたいして中身が変わりませんでしたね( ̄▽ ̄;)

敢えて違う…と言えば、薬の対象年齢といったところでしょうか。解熱剤に関しては生後3か月から使えるものが大半ですが、Цефеконについては生後1ヶ月から使えるものも出ているみたいです。

おそらく無いとは思いますが、「これ忘れてたー!」というものがあったら後日追加します。