自己紹介

仕事について

先日の記事でほっぺさんが9月から幼稚園に行くことになったと書いたのですが、これを機にいよいよ、私自身の身の振り方を本気で考えなければいけなくなりました。

つまりは、大学の仕事に戻るか否か。正直なところ、まだ決められずにいます。自分の頭の中を整理するため、ここに迷っている理由についてまとめていこうかと思います。

まず、選択肢として考えられるのは
A 大学に戻る
B フリーランスになる
の2つで、考えているのは以下のことです。

世間体
「フリーランス」のイメージは、日本でもロシアでもまだあまりよくないと思います。いつか日本に戻るとしたら、最終職歴(?)が「フリーランス」よりも「国立大学講師」の方が格好がつきます。


勤務時間帯
大学に戻る場合、リャザン大学の外国語学部は授業が午後スタートです。3時限目まで授業がある場合、終了時間は19時過ぎ。そこから片付けや翌日の準備などをした場合、退勤は20時前後。帰宅は20時半前後。幼稚園児がいる状態でこの時間から夕飯やその他諸々をすますのはちょっと遅すぎると思います。時間割を決める担当者に話せば多少は考慮してもらえるかも知れませんが、どこまでやってもらえるかは不明。その点フリーならほっぺちゃんが幼稚園に行っている間にできる仕事を探せます。


スケジュールの柔軟性
私自身は幼稚園も学校も限りなく皆勤賞に近かったのであまり実感がわきませんが、子供ってやっぱりしょっちゅう、そして突然病気になったりするものなんだと思います。そんな時大学だとそう簡単に授業を休講にできません。そして幼稚園は何かにつけて催し物があったり保護者会があったり……。そういう意味ではフリーの方が融通が利くのは間違いありません。


安定性
大学の仕事は、相当なことをやらかすか、学科閉鎖とかにならない限りは仕事がなくなることは無いので、この点は安定していると言えます。一方フリーランスは発注者ありきの仕事です。私自身がいくらヒマでも、依頼がなければ仕事は無いので、かなり不安定です。仕事の安定性は収入のあんていでもあります。


収入
これが一番の問題と言ってもいいかもしれません。大学での仕事は、日本語を教えることだけに限れば楽しいことこの上ないのですが、とにかくお給料が少ないのが玉に瑕。それはもう玉が欠けたり割れたりするのではってぐらいの瑕。
今年から大学教員の月給が3万ルーブル(現在のレートで約4万5千円)ぐらいに引き上げられたなんて噂も聞いたりするのですが、私が戻るところもそうなっているのかは、今のところ不明。以前と変わってないとしたら1万2千ルーブル(約2万円)。これは週に約12コマを教えた場合で、同じ金額を個人レッスンで稼ごうと思ったら、労働時間は大体3分の1にはなります。なので、同じ量の仕事をするならBに軍配が上がります。


というわけで、分かり切った結果なのですが、大学のお給料が変わってなかった場合は
A 大学に戻って、世間体のいい安定した仕事を生存ラインぎりぎりでする
B フリーランスで不安定だけど時間に融通の利く仕事をする
ということになります。

上記のほかにも数年前の法改正で大学講師は院卒であることが必須になったようなので、それが外国人講師にも適応されるのかなど、確認しなければならないことはまだまだあります。それに、正直言うと35歳までには2人目も欲しいし……。

まだ不確定要素が多いので、とりあえず9月に大学に戻る場合、お給料がいくらぐらいになるのかを確認するところからスタートになりそうです。

コメント

  1. すでにご検討されているかもしれませんが、大学教員をしながら、無理のない程度に少し個人授業を入れられてはいかがでしょうか。

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    1. unknown 様
      ブラウザの不調でもしかしたら連投になっているかもしれませんが……

      コメントありがとうございます!

      その後色々考えた結果、両立していくことに決めました。親身に考えて下さりありがとうございます!

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