自己紹介

娘のロシアパスポート

今日は娘のロシアパスポートについて書きます。

はじめに

片親がロシア人でロシア国内で産まれたほっぺちゃんは出生時に自動的にロシア国籍が付与されました。そして、片親が日本人なので出生時に日本国籍も自動的に付与されました。結果としてほっぺちゃんは日本とロシアの二重国籍の状態です。

来年一時帰国をする予定なので、ロシアのパスポートを申請してきました。

必要書類

14歳未満の子供が国外用パスポートを申請の際に必要な書類
O:原本 C:コピー
  • 旅券申請書
  • 写真(35㎜x45㎜)3枚
    マット紙に印刷したもので切り離さない
  • パスポート申請料振込証明
  • 法定代理人の身分証明書(O、C)
    ロシア人なら国内用パスポート
  • 出生証明書(O、C)
    裏面に国籍確保の手続き完了スタンプがあるもの
申請書と写真データ、振込証明は ГосУслуги のサイトから提出できます。その後郵便またはSMSでパスポート受け取り手続きに来るよう連絡が来ます。そうしたら上記の書類を持って申請者本人(子供)と一緒に  УФМС に出向きます。そこでオンラインで提出した申請書の内容に間違いがないかを各種書類をもとにチェックし、問題がなければ晴れてパスポートが受け取れます。

が、やっぱりロシア。一筋縄ではいきません。

そしてお決まりの問題発生

ほっぺちゃんは私と同じ苗字なのですが、そこにある Я (ヤ)のローマ字表記で問題が。一昔前までは Я は Ya に変換されていたのですが、数年前に変換法が変わり、 Ia になったんです。

まぁ例えばですが、新しい変換法では Yamamoto ではなく Iamamoto になります。

これだとほっぺちゃんの苗字は私とも相方とも違うものになってしまいます。こりゃ大変。係りの人いはく、コンピューターで自動的に変換されているから仕方ないけれど、上の人に届け出を出せば変えられるそうです。

方法は
  1. 先に日本のパスポートを作り、そのつづりに合わせてもらう
  2. 親(私)のパスポートのつづりに合わせてもらう

の2パターンあります。1の場合はむしろ届け出すら行うことなくその場で変更してもらえるんですが、ほっぺちゃんはまだ日本のパスポートを取得していないため今回は2の方法を使います。

ただ今日は上の人がいない日だったので後日で直すことになりました。その際はほっぺちゃんはいかなくてもいいみたいなのでよかったけど。晴れてロシアのパスポートを受け取ったら次は日本のパスポートと相方のビザの申請です^^

因みに…

今回のようなつづりの問題が起こりうるのは
「し」「ち」「つ」「や」「ゆ」「よ」「わ」
「しゃ」「しゅ」「しょ」等の拗音
「ざ」行、「ぢ」「づ」の等いくつかの濁音
「は行」
などが含まれる苗字・名前です。

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