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スマホ新調。

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先日、スマホを新調しました。 かれこれ3年ほど使っていた ASUS の Zenfone Go ZB500KL が、必要最低限のアプリしか入れてない状態でも本体の空き容量がギリギリで、電池の持ちも悪くなってしまったので。 AliExpress でスベアのバッテリーを買うという選択肢もあったんですが、今の時点で容量が足りていないのだから、バッテリーを買っても結局近いうちに新調せざるを得なくなるだろう、ということで、思い切って新しいのを買うことにしました。 で、機械関連にはめっきり疎いので、相方に機種選びはお任せ。 データ容量やカメラのスペック、そしてもちろん値段等色々考えた結果、夫婦そろって XIAOMI の Redmi Note 8 Pro に買い換えました。 先代より1周り…いや、本体の端の端までディスプレイになったことを考慮すると二回り大きいこの機種、ネットの情報によるとカメラの性能が売りなんだとか。 ここ最近のインスタの写真はこの機種で撮ったものなんですが、確かに前のカメラみたいに写真の端が歪んだりしないし、画質が良い。 とりあえずボタン押して撮っただけでも毛並みがしっかり見えるし、背景も自然とボケる。 色も質感もかなり正確に写るし。 そして私が個人的に最も驚いたのはマクロ。 まずは先代のマクロ写真。 かろうじて文字が書いてあることは分かりますが読むのには苦労しますね。 そしてこちらが今回買ったスマホのマクロ画像。 コレ、香水瓶の底の、私の肉眼(+眼鏡)では逆立ちしても読めない小さ~~~い文字です。 カメラも被写体も固定してない状態でこの写り。 嗚呼、これでスーパーで何か買うとき、一人でも必要に応じて原材料とか確認できる…! カメラ以外にすごいな~と思った機能は、顔認識。 スマホで会計ができる機種なので、誰でも使えてはマズいためすぐに設定しました。 「コレ、化粧したら認識されなくなったりしないかな?」 と、冗談を言っていたんですが、化粧しようが、眼鏡かけようが、前髪上げようが、寝起きの若干むくんだ顔だろうが、しっかり認識されました。 そして相方や娘の顔ではロック解除できませんでした。 …て、顔の作りが違いすぎるから当たり前か(笑) 値段も2万ルーブル切っているし、お得な買い物だったと思います。 これからジャンジャン活躍してもらう予定ですが、バッテリーは本体に組み...

大学院1年目を振り返って

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今日は私の大学院生生活1年目を振り返る日記的な記事です。 by freepik 昨年の9月、産休&育休、そして娘の幼稚園入園待機の無給休暇でまる4年のブランクから大学の仕事に戻り、それと同時に大学院生にもなった私、この1年は……ちょいちょい大変でした(あくまで当社比) 育児との両立 育児に関しては、幼稚園には嫌がらずに行ってくれたし、病気になった時も義母が休みを取ってくれたりしたので、そこまで大変ではなかったんですが、某ウイルスが原因で幼稚園が閉鎖&私がリモートワークになってからがキツかったです。 今までは娘が朝登園してから私の仕事が始まるお昼ごろまでが私の自由時間もとい授業の準備&院の宿題などをある程度集中してする時間だったのですが、それがなくなってしまったので…。 それでも仕事も勉強もしなければならないので、長時間タブレットを見せる日々が続いたのも、ちと心が痛みました。 仕事との両立 前期は教えるコマ数が週9コマで、大学院の授業も週9コマ。 後期も途中で通信になってしまいましたが前期とだいたい同じような授業数。 時間に換算するとそんなでもないのですが、それらに付随する準備や復習の時間を取るのが結構大変でした。 ただ、メリットも勿論あって、院で勉強したことを自分が教える授業ですぐに使ってみることができる点は、得た知識をより効率的に定着させるという意味で良かったと思います。 学業自体 以前アルビノ関連の記事で書いた居眠り問題 対策として、 授業中は話を聞くことに集中 できる限り板書を読まない できる限りノートを取らない をした結果、この1年、授業では一度も居眠りをしませんでした!(何かの快挙であるかのように書いていますが、本来これが当たり前なんでしょうね…) さて、それでもノートが全くない状態だと復習ができないので、授業中デジカメで撮影した板書やスライドを家に帰ってからノートにまとめて書くという作業をしていたのですが、これに時間がかなりかかりました。 前期のうちは頑張って全て手書きで書いていたのですが、就寝時間が午前2時3時なんてこともザラでした… 後期は流石にキツかったので、”手書きノート派”の先生に許可を取って、ワードでまとめたりしたので負担は多少軽減できました。 こんな感じで、勉強そのものについては対策方法が分かったので、来年度もおそら...

【ロシアの家庭料理】 ビタミンたっぷり!イチゴのジャム Варенье из клубники

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6月下旬~7月初めはロシアではイチゴの季節。 ダーチャではこの3週間ぐらいの間イチゴがたくさん採れます。 ダーチャでとれたイチゴ 毎週(うちと義両親それぞれ)3~5㎏ぐらい持って帰って来ていたんですが、さすがに食べ飽きる(贅沢な悩み)し、冷凍庫に収まらないのでジャムを作ることに。 というわけで、本日はロシアの冬のための保存食の定番品、イチゴのジャムのレシピを紹介します(レシピってほどの物じゃないですが…) 材料 例のごとく、材料と、対応するロシア語を一緒にチェックしましょう。 苺( Клубника )  1.5㎏ 砂糖( Сахар )  1㎏ レモン汁( Лимонный сок ) 1/2 個分   ロシアの人は苺と砂糖を 1:1 で作る人が多いみたいですが、我が家は砂糖控えめ。 レモン汁はジャムの色味をよくしたり、ゲル化促進するためのものなのですが、無くても作れます^^ 作り方 作り方自体はとても簡単! 苺を洗い、ヘタを取って水気を切る ①のイチゴを鍋に入れ、砂糖を加え、数時間置いておく 苺から水分が出たら中火にかける 砂糖が溶け切ったところでレモン汁を加える 時々木べらで鍋の底をこするようにそっと混ぜる 煮立ったら灰汁を取りながら更に10分ほど煮て、火を止めて半日ほど置く 再度煮立たせて、5分ほど煮て火を止める工程を2,3回くり返す (繰り返す回数が多いほどシロップにとろみが出て、果肉は柔らかくなります。焦げ付かないように木べらで鍋の底をこするように混ぜるのもお忘れなく!) 好みの煮詰まり具合になったら再度煮立たせ、煮沸した便に詰める 毛布やタオルで包んでゆっくり冷ませば出来上がり! 冷暗所で保管してください 最後に 今日はイチゴのジャムの作り方を紹介しました。 実はロシア語にはジャムを表す言葉が何種類かあります。 今日紹介した Варенье (ヴァレーニエ)はピューレ状にしていない、材料の形が残っているタイプのジャムを指すのですが、そのほかには   Джем (ジェム)、 Повидло (ポヴィードロ)、 Конфитюр (コンフィチュール)というものがあります。 定義は様々なのですが、一般的に、 Джем 果肉を煮崩してピューレ状にしてあるジャム Повидло 主にリンゴ等で作る、裏ごしした滑らかなジャム Конфитюр フ...

【完全自己満】外出制限期間中に編んだものを晒すだけの記事

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今日はハンドメイド系の記事。 3月半ばに始まり、先日ある程度緩和された外出制限期間。 その間にちまちま編んだものを備忘録的な意味でまとめようと思います。 Tシャツヤーン まず、今回初めて編んでみたTシャツヤーン。 以前から気になっていたんですが、友達が編んでるのを見て決心(大袈裟) ロシアの通販サイト、 Wildberries で買いました。 → ロシアの通販 Wildberries が便利 直径7㎜以上とかの太いかぎ針で編むのでサクサク進んで楽しい! かぎ針編み初心者さんや視力が弱い方も楽しめると思います。 バスケットの底部分の編み方がよくわからない場合は下の写真のような木製の底板を使うこともできます^^ 上の写真の材料で作ったのは小物入れ2点。 玄関に置いている鍵入れ 充電器などをまとめておく用のバスケット これらのバスケットを見た娘からは勿論注文が入るわけで、彼女用にも小物入れを編みました。 ペンケースなどをまとめておく用の物 そして YouTube で見つけた猫用バスケットも作ってみることに。 まずは材料を調達。 完成品はこちら この猫用バスケット、最初は作り方の説明動画と全く同じに作ってみたんですが、反応がイマイチだったので、少し小さめに作り替えました。 その結果、写真で見ると狭そうですが、たまに使ってくれています。 余った分で自分用の小物入れも作りました。 ラフィア お次はラフィアという植物の繊維でできた、スズランテープのような糸。 去年つばが広めの帽子を編んだのですが、深さがイマイチ気に入らなかったので、カンカン帽風のものに編みかえました。あとは透明糸とリボンを買って縫い付けるだけ。 夏用毛糸 だ~~~いぶ前からちまちまと編んでいたブランケット。 友達へのプレゼントで、今年の夏の一時帰国の時に渡す予定だったんですが、某ウイルスのせいで計画がおじゃんになったので、国際航空郵便が再開し次第送る予定です。 そして余った糸で娘にチュニック作りました。 長さ的にはワンピでも行けるけど 本人はワンピースはひざ丈が好きみたいなので… 襟ぐりや袖口は別糸で装飾。 最後に 今回はここ数か月の間に作ったものをひたすら並べただけの記事でしたが、こうして並べてみると意外と色々作ったな。 現在は在庫糸をまたちまちまと処理中。 次に作りたいものもすでに決まっているので、早いと...

【ロシアの家庭料理】ビーツの色が鮮やかなサラダ、ヴィネグレット Винегрет

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今日はロシアの定番サラダ、ヴィネグレットを紹介します。 ヴィネグレット( Винегрет )はビーツの鮮やかな赤紫色がとてもきれいなサラダです。 アップにすると微妙ですね…(;'∀') 材料 例のごとく、材料と、対応するロシア語を一緒にチェックしましょう。 グリーンピースや玉ねぎを入れるレシピもあるのですが、今回は極力シンプルなレシピを紹介します。 ビーツ (Свёкла) 中2個 じゃがいも(Картофель) 中4~5個 人参(Морковь) 中2本 キュウリのピクルス(Маринованнй огурец) 5~6本 塩(Соль) 小さじ2分の1 植物油(Растительное масло 大さじ4~5杯 作り方 ビーツ、じゃがいも、人参をよく洗う 大鍋に①の野菜を入れ、水をなみなみ注いで火にかける ②を、野菜に火が通るまで中火で茹でる ★じゃがいもと人参は水が沸騰してから15~20分もあればしっかり火が通るので、煮崩れ防止のために先に取り出した方がいいです。ビーツはそこからさらに10~15分ぐらい茹でます。 火の通り具合は、竹串がスッと通ればOKです^^ ③を火からおろし、ゆで汁を捨て、粗熱を取ったら皮をむく ★ビーツの色素は服などにつくとしみの原因になりますので、必ずエプロン着用で! ④の野菜とキュウリのピクルスを1㎝角ぐらいの角切りにする 塩と植物油を加えて、よく混ぜたら完成 混ぜる前はこんな感じ ヘルシーに仕上げたい場合は植物油を入れないという方法もありますが、私は人参+油分の味がすきなので入れています^^ 冷蔵庫に一晩おくと、味がなじんでさらにおいしいです。 ロシアの場合、料理は一度にたくさん作ってそれを数日にわたって食べるのが一般的です。 このヴィネグレットも冷蔵庫で3~5日ぐらい持つので、ぜひ普段の食事に一品プラスして、彩を添えてみてください^^

【ロシアの家庭料理】韓国風人参サラダ Морковь по-корейски

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今日はロシアのたいていのスーパーのお惣菜コーナーに売っている定番料理、韓国風人参サラダを紹介します。 朝鮮系のロシア人が考えた、ナムルのようなサラダです。 ロシア語の名前は  Морковь по-корейски(マルコーヴィ・パ=カレースキ) と言います。 材料 サラダの材料と、ロシア語の名前を一緒に勉強してみましょう。 人参( Морковь ) 1㎏ 塩( Соль ) 大さじすり切り1杯 ★にんにく( Ч еснок ) 3~4片 ★植物油( Растительное масло ) 大さじ3杯 ★砂糖( Сахар ) 大さじ2杯 ★※酢( Уксус ) 大さじ4杯 ★コリアンダー の粉末( Молотый кориандр ) 小さじ半分 ★黒胡椒 の粉末 ( Молотый ч ёрный перец ) 少々 ★赤トウガラシ の粉末( Молотый красный пернц ) 小さじ半分 ★白ごま( Белый кунжут ) 少々(お好みで) ※米酢、リンゴ酢など、お好きなお酢を使ってください。   ロシアの保存食調理用の酢を使う場合は  小さじ1杯 にしてください。 辛いのが苦手な方は赤トウガラシを省いてもいいですが、その場合はただのマリネになります(笑) 植物油については、我が家はオリーブオイル、または精製ひまわり油を使っています。 ごま油を使えばナムル感がさらにアップします。 (こちらはごま油が高いので使っていませんが…) 作り方 作り方はとても簡単です! 人参の皮をむき、細切りにする。 (細切りが面倒な場合は目の大きいおろし金などでささがき状にしてもOK) 人参を塩もみする にんにくを擦りおろし、またはみじん切りにし、 ★の調味料と合わせる ③のマリネ液を塩もみした人参に加え よく混ぜたら、できあがり すぐに食べることもできますが、一晩置いて味をなじませるとさらにおいしいです^^ 冷蔵庫で5日ほど持ちますので、常備菜にどうぞ!

ラジオの日 День радио

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今日、5月7日は День радио (ジェーニ・ラジオ:ラジオの日)です。 ラジオの発明を祝う日で、国の祝日ではありませんが、5月の連休の中日なので、会社や教育機関の裁量で休みになっていたり、勤務時間が短かったりします。 ラジオの日の由来 ラジオの日は1895年5月7日、ロシアの物理学者アレクサンドル・ステファノビッチ・ポポフ(Александр Степанович Попов)が、サンクト・ペテルブルグのロシア物理・化学会で電磁波の受信装置を用いた最初の公開実験を行ったことに由来します。 アレクサンドル・ポポフ(1859 - 1906) ラジオの発明者としては翌年にイギリスで特許を取得し、更には「ラジオ発明」でノーベル賞を受賞したイタリアのグリエルモ・マルコーニのほうが世界的に名前が知られていますが、無線通信の実験を成功させたのはポポフのほうが早かったので、ロシアでは彼こそがラジオの発明者であると認識されています。 (ついでに言うとマルコーニはあまり好かれていません。) そのため、彼はロシアにとって通信技術の父的存在で、彼が神学校に通ったエカテリンブルグやペルミ、大学に通い、無線通信実験を行ったサンクト・ペテルブルグなどには彼の像があります。 因みに「ラジオ〇〇大学」のように、大学名にラジオや無線なとのワードが入っているところにも、彼の像があるようです。 私が住む町、リャザンにある 「リャザン国立ラジオ技術大学(РГРТУ)」(通称:ラジオ大学) にも、本館の入り口正面にはポポフの胸像があります。 そしてどの像にも、台座部分には ПОПОВ АЛЕКСАНДР СТЕПАНОВИЧ 1859-1906 ИЗОБРЕТАТЕЛЬ РАДИО ポポフ アレクサンドル・ステパーノヴィチ 1859~1906 ラジオの発明者 と記されています。 ラジオの日の祝い方 ラジオの日はテレビ、ラジオ関係者、通信技術関連の企業や工場の労働者、工学系教育機関の教師や学生、卒業生、無線愛好家など、多くの人にとっての祝日です。 一般的には関連する教育機関の同窓会やオープンキャンパスの日になっていたりするのですが、祝い方は様々なようです。 トムスクのちょっと過激なラジオの日 今回調べてて一番びっくりしたのは、シベリアの町、トムスクに...