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ネットショップで毛糸を購入

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5年ほど前からちょこちょこと編み物をしてきた私。 普段は毛糸を見にお店に出向いているのですが、リャザンで一番品揃えのいいお店は町の反対側にあるので、片道1時間弱かかってしまいます。 幸いほっぺちゃんが乗り物好きなので道中苦労はしないのですが、いかんせん遠い上に、自分が欲しい色・素材の毛糸が在庫にあるかどうかも事前にわからないので、ギャンブル的要素もあります。 そこで今回、初めてオンラインショップで毛糸を買ってみました。 Вязаный.РФ というサイトで、各メーカーの最新の糸はあったりなかったりなのですが、全体的な品ぞろえは中々。 しかも受け取り方法が選べて、自宅配送は約300ルーブルちょっと(約500円)、宅配会社の支店受け取りは180ルーブル(約350円)ぐらいからと手ごろです。オンラインショップの最大のメリットは商品の安さ!送料を払っても、ある程度の量を買うなら、いつもの毛糸屋さんで買うより安いです。 今回は宅配会社の支店受け取りにしたんですが、この支店が町の至る所にあります。我が家の最寄りの支店はなんと、うちの隣のマンション(笑) 注文から数日で届くのですが、SMSで通知も来るので本当に便利です。 因みに今回買ったのは ・ ラフィア というヤシの繊維でできた糸 ・ Alize Bella (面00%) ・ Alize Diva Batik  (マイクロファイバー100%) の3種。 ラフィアでは夏用の帽子、Bella では夏用のメッシュバッグ そしてDiva Batik ではほっぺちゃん用のワンピースを編もうと思っています。 安く、早く、楽に毛糸が買えるオンラインショップ、とても便利なのですが、一つだけマイナスがあります。それは色味と手触りが確実には分からないところです。 手触りに関しては以前自分が編んだことがある糸(スワッチという小さく試し編みしたものが全て保存してある)や、それと同じような素材の物なら大体想像がつきます。ですが色味はやっぱり実物を見たほうがいいですね。私、色素材は勿論ですが、色味にもうるさいんです。サイトの写真だとそのサイトの写真加工具合とか、私が使っているモニターの設定とかの関係で若干違うので、届いたの見たら予想していた色と違ったー!ってことが起こりうるんです。 ...

ロシアの幼稚園 入園準備編 ① 健康診断の予約

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後退する順番待ちから 何故か一気に入園予定児リストに名前が載った ほっぺさん。 入園準備が始まりました。 まずは健康診断からスタート。入園予定児の健康診断は、居住地区を管轄する小児病院(Детская поликлиника)でします。夏が近くなると医者たちも順番にバカンスに入るので、早め早めに……。 あ、ところで、健康診断に行く前に、最寄りの書店または文具店、印刷物のキオスクで小児用カルテ(Медицинская карта ребенка)を買う必要があります。(病院内で売ってくれよって思うのは私だけ……?) 見た目はこんな感じ。 予約に関しては、他の地域のことは把握していませんが、リャザンの場合は入園前健康診断は一般とは別の予約枠があるようです。病院によって予約受付日が違うの要確認。私たちが行く病院の入園前健康診断の予約受付は金曜の朝から。予約はオンラインでもできるようなのですが、システムがイマイチわからなかったので、病院へ行って予約の順番待ちをしました。 入園前健康診断の項目は 神経科 外科 整形外科 眼科 耳鼻咽喉科 歯科 心理科 言語療法科 の8つで、受付で予約をするを全部の科を(空きがあれば)同じ日に予約できます。 キレイに撮れていませんが、念のため…… 行ったのが少し遅かったのですが、外科以外は無事予約が取れました。 検診に行くときは事前に買っておいた「小児用カルテ」を持参のうえ、受付でいつものカルテを受け取ってから各科に行きます。 因みに私たちが行く病院は言語療法科と心理科は予約なしで、その科が開いている時間に行けばOKです。この日はたまたま言語療法科が午前に開いている日だったので、早速行ってきました。1つクリア。 あと、これもうちの病院の場合だけかもしれませんが、歯科に関しては別の最寄りの国立歯科に行く必要があります。ここも入園前検診の場合は予約不要でした。2つ目クリア。 あとはまた来週の金曜に外科の予約を取って、残りの科に行くだけ。スムーズに進むことを祈っています。

無期限ВНЖへの道

普段から誰の得にもならないことしか書いていないので、わざわざ断り書きを書く必要もないのでしょうけれど、今日の記事はロシアに現在お住まいか、将来的に移住を考えている人にしか役に立たない内容です(笑) 私は現在 ВНЖ (Вид на жительство:長期滞在許可) でロシアに住んでいます。 アメリカで言うグリーン・カード的なもので、選挙権が無い以外はロシア人と”ほぼ”同等の権利(と義務)が与えられています。 この ВРЖ は、持っていればそれだけでOKというものではなくて、毎年の居住報告と、そして5年ごとの更新をする必要があります。毎年の居住報告は郵送でできるのですが、5年に1度の更新は「申請」、「受取」、「居住地再登録」と、最低3回は移民局に赴かなければなりません。3回とは書いたものの、申請が1発でできるかは担当官の気分と法の解釈による部分があるので、3回より多く行く羽目になる可能性もあります(笑) そんな至極面倒くさい手続きが、簡略化される可能性があるそうです! そう、 ВНЖ を有効期限ナシにしようという動きがあるんです!!! ニュース記事は こちら (ロシア語) ВНЖの、私に直接影響があるであろう部分をザックリ訳すと、 ・ВНЖの有効期限が、現在の5年から、期限無しになる ・有効期限無しのВНЖを持つ外国人は毎年、居住登録がある地域の移民局に「居住報告」をする義務がある ・有効期限無しのВНЖは、2年連続で「居住報告」をしなかった場合、無効となる。 この3点。 実は細かいニュアンスがあるらしく、結局のところ5年に1度は移民局に赴かなければいけないようなのですが、恐らくその際に必要な書類の数が減ったり、手続きが即日完了するようになる……んだと思います。 法律を文学のように(自分なりの解釈で)読む人も多いので、どうなるかは実際に法が施行されて、手続きに行ってみないと分かりませんが、簡略化の流れは本当にうれしいです! 以下 2019年5月13日追記 本日読者様から「参照リンクにはウクライナ人対象との記述がありました。」とご指摘をいただきましたので、改めて複数のニュースサイトをチェックしてみました。 結果としてはウクライナ人についての記述があるのはウクライナ系のニュースサイトとい...

サングラス

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ロシアの夏ってどんなイメージがありますか? 緯度が高いから涼しくて、日差しは弱いイメージでしょうか? 私もロシアに移り住む前はそう思っていました。 ……が、実際はちょっと違いました。 あくまでリャザンの話ですが、真夏の日中の気温は日本と同じぐらいまで上がることもあります。それでも湿度が高くないので、ジメジメとはせず、汗をかいても割とすぐに乾きます。なので、体感温度は断然、こちらの方が涼しいです。 日差しはというと、実は全然マイルドじゃありません。日の出から日の入りまでの時間が日本より長くなる4月からは、日差しが結構強くなります。 因みに本日、5月11日の日の出、日の入りは 東京   日の出 4:39  日の入り 18:35 モスクワ 日の出 4:27  日の入り 20:27 だそうです。 5月に入ると日差しはさらに強くなるので、私は外出時、サングラスが欠かせなくなります。眩しがりな私は、快晴の日はサングラスして、さらに手をかざさないと正面見ながら歩けません(笑) 生まれてこのかた、暖かい季節に出かけるときに必ずサングラスを使っている私を見てきたほっぺさん。子供が親の真似をしたがるのは当然のことで、もう去年の話ですがサングラスデビューしました。お店を何件か回って、本人に選ばせてあげたからか、結構気に入っているようで、たまに冬でもかけて出かけようとします(流石に止めますけど) で、今年もついにサングラス解禁(?)の季節がやってきたので、最近の外出時はこんな感じです。 石〇軍団的な……(笑) ロシアの大人たちはサングラス率がかなり高いのですが、子供はかけてる子があまりいないのでかなーり目立ちます(笑) 去年までは私が管理していたほっぺちゃんのサングラスですが、最近は片付けもできるようになってきたことだし、家にいる間は本人に管理を任せています。管理といっても「たからものばこ」を用意して、そこに入れるように言い聞かせているだけなんですが……。 もちろん、時々家の中でどこかに置き忘れて、外出時に見つからず、かけていけない時もあります。でもそれが本人としては相当残念なようで、だんだんサングラスが「たからものばこ」にしまってある率が高くなってきました。 近々...

最近の日常

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最近今までにも増して何でも手伝いたがるほっぺさん。料理の手伝いは勿論、最近は私の身の回りのことまでしてくれようとします。 先日、料理しながら編み物をしていたところ、後ろに椅子を持ってきて、髪を梳かしてくれました^^ イメージ図 パッと見、のどかな日常のひとコマに見えるんですが、ここでBGMにかかっているのは大体ロックやメタル、アニソンという……(笑) 最近ほっぺさんはまた生活リズムがお昼寝アリに戻ったので、編み物やビーズモザイク、そしてイラスト、ブログの進行速度を上げられそうです(*^▽^*) あ、でもその前に仕事片付けなきゃ……( ̄▽ ̄;)

仕事について

先日の記事でほっぺさんが9月から幼稚園に行くことになったと書いたのですが、これを機にいよいよ、私自身の身の振り方を本気で考えなければいけなくなりました。 つまりは、大学の仕事に戻るか否か。正直なところ、まだ決められずにいます。自分の頭の中を整理するため、ここに迷っている理由についてまとめていこうかと思います。 まず、選択肢として考えられるのは A 大学に戻る B フリーランスになる の2つで、考えているのは以下のことです。 世間体 「フリーランス」のイメージは、日本でもロシアでもまだあまりよくないと思います。いつか日本に戻るとしたら、最終職歴(?)が「フリーランス」よりも「国立大学講師」の方が格好がつきます。 勤務時間帯 大学に戻る場合、リャザン大学の外国語学部は授業が午後スタートです。3時限目まで授業がある場合、終了時間は19時過ぎ。そこから片付けや翌日の準備などをした場合、退勤は20時前後。帰宅は20時半前後。幼稚園児がいる状態でこの時間から夕飯やその他諸々をすますのはちょっと遅すぎると思います。時間割を決める担当者に話せば多少は考慮してもらえるかも知れませんが、どこまでやってもらえるかは不明。その点フリーならほっぺちゃんが幼稚園に行っている間にできる仕事を探せます。 スケジュールの柔軟性 私自身は幼稚園も学校も限りなく皆勤賞に近かったのであまり実感がわきませんが、子供ってやっぱりしょっちゅう、そして突然病気になったりするものなんだと思います。そんな時大学だとそう簡単に授業を休講にできません。そして幼稚園は何かにつけて催し物があったり保護者会があったり……。そういう意味ではフリーの方が融通が利くのは間違いありません。 安定性 大学の仕事は、相当なことをやらかすか、学科閉鎖とかにならない限りは仕事がなくなることは無いので、この点は安定していると言えます。一方フリーランスは発注者ありきの仕事です。私自身がいくらヒマでも、依頼がなければ仕事は無いので、かなり不安定です。仕事の安定性は収入のあんていでもあります。 収入 これが一番の問題と言ってもいいかもしれません。大学での仕事は、日本語を教えることだけに限れば楽しいことこの上ないのですが、とにかくお給料が少ないのが玉に瑕。それはもう玉が欠けたり割れたりするのではってぐ...

不思議の国ロシア(入園許可待ち編)

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なんと、ほっぺさんが9月から幼稚園に行けることになりました‼‼‼ いやー、長かった。 待機児童の問題は日本もロシアも同じで、ほっぺさんも生まれて割とすぐ幼稚園入園希望の手続きをしました。手続きをした当時、順番待ちの番号は180番台。その後、法改正により、軍関係者や議員、幼稚園職員などの子供が”優先入園”できるようになり、1年前には私たちの順番は210番台へと下がりました。 そしてつい先日もう一度自分の順番を確認したところ、なんとさらに下がって270番台になってました。 これぞロシアン・マジック……!と半ば開き直って笑っていたのですが、状況が悪化の一途をたどっているので義母が電話で問い合わせをしてくれました。するとなんと、「あ、9月に入園できますよ。」と、担当の方からアッサリとしたお返事が。入園希望書には第3希望まで書いて出すのですが、その中で相方の通勤ルートにある園に入れることになりました……というか、なっていました。 なぜ「なっていました」なのかというと、その指定の幼稚園に確認に行ったところ、「来年度入園予定児童リスト」が、紙の状態からしてもうすでに長らく貼りだされていた様子だったため。つまり、だーーーーーいぶ前にここの幼稚園に行くようになることが決まっていたのに、どこからもそのことに関して通知が来ていなかったんです。 しかも、その入園予定児童のリストには「4月23日までに入園手続きをするように」の1行。はい、慌てて手続きしました。もし義母が電話するのがあと数週間遅かったらどうなっていたんだろうと考えると、ホント恐ロシア。 ここで責任の所在をどうこう考えるのはもう正直言って無駄なので、結果オーライってことで。 ほっぺさんに「秋から幼稚園だね~。幼稚園で何する?」ときいたところ、 と、大張り切り。娘よ…公立の幼稚園は3歳からだから、あなたが一番年下なのだよ…(笑) でも本人は大真面目。自分はもう”赤ちゃん”ではなく”お姉さん”なんだ言っております。というわけで、秋から彼女は幼稚園へ働きに行くつもりのようです(笑)