自己紹介

大使館の対応に疑問

今日はちょっと(また)愚痴りたい。

今回のコロナ関連のドタバタで、在ロシア日本国大使館の対応に疑問を感じています。

来たる5月11日にJALが臨時便を飛ばすことが決定したのですが、その案内に問題がありました。

by rawpixel.com

2020年4月23日、大使館から1通のメールが来ました。
内容は、臨時便が出るとしたら乗りたいかの希望調査を行うというもので、帰国希望者は4月27日までに返信をするようにと書いてありました。

私は、締め切り日の時点で帰国を考えていなかったので、返信はしませんでした。
(今も帰る気はないですが、そのことについては後日書こうと思います)

状況は刻々と変わっているので”念のため”希望を出しておくという選択肢もありましたが、
 なお,本調査は臨時便が運航される場合の搭乗希望者数の把握を目的としており,臨時便に関する申込手続ではありません。今後,時便の運航が決定した場合には,申込み手続等も含め,別途お知らせいたします。 (大使館のメールから引用)
と書き添えてあったので「実際に飛ぶって、連絡が来てから考えよう」と思い返信しませんでした。

そして5月に入り、最初の3日間、私はインターネットの繋がらない環境にいたのですが、5月3日に自宅に戻ってみたら何やらSNSのロシア界隈が盛り上がっているではありませんか。

5月11日、JALがモスクワ→東京の臨時便を運航することが決定!

これだけなら
「アエロフロートに便乗じゃなくて、JALが、日本国が助けに来てくれる!
 (乗るのは自腹だけど)」
と、私が搭乗するか否かは関係なく喜ぶことができたと思うのですが、読み進めていくと

「4月23日の希望調査に「帰国希望」と回答した人にしか案内が行っていない」

らしい。さらに読み進めると

「いや、4月23日の希望調査に「帰国希望」と回答したのに案内が来ていない」

「そもそも4月23日の希望調査のメール自体が来ていない

などなど、出てくる出てくる……
現に帰国希望調査に返信しなかった私のところにもJALの臨時便の案内は来ていませんでした。

4月23日のメールにあった
 なお,本調査は臨時便が運航される場合の搭乗希望者数の把握を目的としており,臨時便に関する申込手続ではありません。今後,時便の運航が決定した場合には,申込み手続等も含め,別途お知らせいたします。 
という部分、「返信の是非に関わらず、臨時便が出る際には連絡が来る」、という私の解釈は間違っていたのでしょうか……

締め切りだった4月27日と現在の状況を比べると、感染が確認された人数も倍近くになっているし、状況は刻一刻と変わっています。

希望調査の締め切りの後でやはり帰国しようと考えを変えた人、または帰って来いと日本にある本社や派遣元、家族などに言われたという人もいるでしょう。

帰国希望者が定員を超えた場合、23日の帰国希望調査に回答費した人を優先するのは当たり前だと思います。

ですが、
今後,時便の運航が決定した場合には,申込み手続等も含め,別途お知らせいたします。 
(しつこいですが何度でも引用します)
と書いておきながら、実際に臨時便の運航が決定した事実を一部の人にしか知らせないというのはどうなのでしょうか?

このような情報は本来、在留届を出している人すべてに一斉メール等で知らせるべきですし、送る相手を選別するなら、
「今後,臨時便の運航が決定した場合には,申込み手続等も含め,本調査に「帰国希望」と回答なさった方宛てに別途お知らせいたします。」
といった具合に、その趣旨を予め明記すべきです。

正直に言って、見捨てられた気分です。
いや、見捨てられたのかな。国際結婚して、ロシアに住んでるから。
でも私も、私の娘も、日本国籍持ってるんだけどな…。

現在、帰国希望者はロシア全土で300人ほどいるという情報があります。

感染拡大防止のことを考えると、特別便を満席で飛ばすことは恐らく不可能でしょうけれど、帰国希望者の皆さんのうち、できるだけ多くの方が無事日本へ帰れることを願っています。

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