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移民局からの電話 その後

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前回の記事で、 ВНЖ剥奪と日本への帰国の可能性 があると書きましたが、 本日移民局へ連絡した結果、剥奪も帰国もなしになりました。 この2日間の間、家族をはじめいろいろな人にお世話になりました。 内務省にメールを書いてくれた人もいたし… 年末だからそのメールが読まれたかどうかはわかりませんが、こんな風に色々な人に支えられてロシアでの生活ができているんだと改めて実感しました。 皆さん、お騒がせしました。そしてありがとうございました。 こんな年末のドタバタもありましたが、今日はほっぺちゃんの2回目の誕生日でした。 大きな病気もなく育ってくれていて、本当に楽させてもらっているな、と思います。 義両親からのプレゼントはなんと、室内用アスレチック! 本当は滑り台もついてるんだけど、スペースの関係上まだつけていません。 これで今年は最後の投稿になると思いますが、来年は平穏に暮らしたいな~。 でも、そういえば来年って、私、本厄だ…… どうやって厄払いするか考えようっと。

移民局からの電話

11月1日にВНЖの延長申請をしてからかれこれ2か月程になる今日、移民局から呼び出しの電話がかかってきました。 手続きをした際に言い渡された日にちよりも2週間以上早かったので、何か問題があったのか聞いてみたところ、 「まぁそんなところ。パスポートとВНЖ持って、今日の午後移民局に来てください」 とのこと。 口調からして大したことではなさそうだったんだけど、念のため相方を義母に半休を取ってもらい、義母に娘を預けて移民局へ行ってきました。 結果かから言いますと、 11月に提出した書類に不備があり、ВНЖ剥奪→日本へ帰国 となる可能性が高いです。 不備というのは、申請書の「旧姓」という欄の書き方が、前回と違ったことでした。 結婚に際しロシアではロシア姓に苗字を変え、日本のパスポートには別名併記を使っていたのですが、5年前ВНЖの申請の際に問題が生じたので苗字を旧姓に戻しました。 この経緯を「旧姓」の欄に書かなければならなかったのです。5年前にВНЖの申請をした時には書いたのですが、手元に控えがないため、そのことはすっかり失念。 おまけに苗字を旧姓に戻した際にロシア姓に変えたという以前の書類はЗАГСに回収されたしまったので、証明ができない。 そのため先月5年ぶりに書類を書いたときに旧姓の欄を「変更なし」と書いたのです。 提出前に担当者にきけばよかったのですが、その段階では思い浮かばず。 でも移民局には今まで私が出した書類が全部残っているので、前回の書類と照らし合わせて内容が一致しなかったため呼び出しがかかったのです。 単なる間違いなので、反省文でも書いて出せば済むのかと思ったら、 公的書類に虚偽の内容を書いた と見なされ、ВНЖを剥奪され、帰国することになる可能性が高いと言い渡され、フリーズ。相方唖然。 悪意があったわけではなく、単純に間違えただけだという趣旨の”状況説明書”を書いて提出し、数日中に決定が下るとのことです。 担当者の女性も 「子供もいるし、何とかしてあげたいけど、こればかりは上の判断だからね…」 と、言っていました。 というわけで、近日中に返事が来るそうです。 家計へのダメージはあるものの、日本行けるのはいいな~とか思わなくもないけど、 移民関連の手続きがすべて”振り出しに戻る”かもし...

雨にも負けず、風にも負けず

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ここ最近モスクワでは度々暴風雨が吹き荒れていて、なんと、死傷者まで出ている始末です。モスクワの隣(とはいえ200㎞離れていますが)のリャザンも、連日とまではいきませんが、曇ったり降ったり、時折雷が鳴ったりと安定しない天気です。 せっかくの短い夏が…と思っていたら、なんと気象予報士が「今年は夏は来ません」宣言を出したというニュースが一昨日ありました。残念ながらソースはもう無効になってしまっているのですが、ということはもしかして前言撤回、夏が来るのか!?と、今は秘かに期待しています(笑) さて、こんな中、モスクワ郊外のおもロシア人は何をしているのかというと… 大雨で水没した車道で釣り用ゴムボートに乗ってました! タイヤの沈み具合から、深さは20~25㎝とあまり深くはなさげですが、意外といい感じに進んでます。さすがに危ないので真似しようとは思いませんが、緊急事態でも楽しむことを忘れず逞しく生きる姿(?)は見習いたいような、ないような… 因みにリャザン中心部の水没具合がわかるビデオを見つけたので、載せておきます。 BGMがシュール…

子供のとフライト 持ち物編

子供との初めてのフライトって、何を持って行っていいかよくわかりませんよね。機内へ持ち込むものはできるだけ少なくして身軽に行きたいところですが、足りないものがあっても困ります。 そこで、今回は私たちが実際に機内に持ち込んだものについて書こうと思います。 まずは基礎情報 まずは私たちの状況は大まかにこのような感じでした。 子供の年齢  : 1歳2か月 フライト時間 : 9~10時間 搭乗時間   : 夕方 現地到着時間 : 朝 結構長いフライトなので、短いフライトの場合やトランジットがある場合はその辺を加味して調節してください。 バッグについて では、持ち物について書く前に、まずはバッグについて。バッグは2つもっていくことをお勧めします。 1つ目は小さいカバン。貴重品+オムツが数枚入るくらいの物で、常に手元に置いておきます。 そして2つ目は大きいカバン。こちらにはその他のものを入れ、荷物入れに入れておきます。 そして肝心な持ち物 さて、ではやっと持ち物について。重要度は★の数を見てください。 おむつ ★★★★★ これは絶対に必要です。スーツケースを預けてからフライトまでの待ち時間に使う分、機内で使う分、そして現地についてすぐ替える分を大体計算して、それより余分に持って行った方がいいです。JALの機内サービス(要・事前予約)で2枚もらえましたが、これは本当に予備という感覚でいたほうがいいでしょう。ジップロックのような袋に入れて空気を抜くとかさばりません。具体的な枚数ですか、所要時間を2で割って、そこに+何枚か持っていけばちょうどいいくらいだと思います。我が家の場合は、 搭乗手続き後フライトまで 5時間 フライト 9時間 着陸後~実家到着まで 4時間 で、計18時間。これを2で割って9枚+2枚で11枚。これに機内でいただいた2枚を足して合計13枚。この枚数で空港でスーツケースを開いて予備のオムツを出すことなくスムーズに実家まで行けました。 おしりふき ★★★★★ これも必須です。ウェットティッシュは大きいパックを持って行った方がいいと思います。おむつ替えの時だけでなく、手を拭きたい時、何かこぼした時、床に落としてしまったおもちゃをちょっと拭きたい...

相方の会社

突然ですが、私の相方は農業機械の製造会社で働いています。 耕筰機、収穫機、輸送のためのコンテナ(?)など、ロシアのソウルフードであるジャガイモの栽培に関連する様々な機械を作っている会社なんですが、この会社の上層部が中々”面白い”んです。 農業関連の機械を作る会社なので、ジャガイモを育て始める5月から、収穫し、翌年に向けて畑を準備する10月までは割と経済的に潤っています。ところが冬の間は注文やメンテナンス依頼があまり来ませんから、収益も激減します。そして春の訪れと同時にまた注文が入り始め、お金が入ってくる…このようなサイクルを毎年繰り返しています。 こんな時、普通ならどうするでしょうか? 私自身、会社経営に関する知識は全くないので、あくまで「こうするんじゃないかな?」程度の考えですが、 繁忙期に稼いだ分を温存しておく 社員の仕事量を減らし、相対的にお給料も減らす 冬季の収入源になるであろう商品を考案・製造する 辺りが妥当なのではないでしょうか? ところが相方が働いている会社、なんと毎年リストラしてるんです(爆) シーズン直前に人を何人か雇って、シーズンが終わるといきなり解雇。もちろん求人案内には短期の仕事であるという説明はありません。文字通りの使い捨て… 相方が働いている設計部門も去年、長年働いていたベテラン設計士をイキナリ解雇。それと同じ日には新入りさんが2人目の子供が生まれて経済的に厳しくなり急きょ転職したので設計部は大パニック。 人事面の問題以外にも、まだまだあります。 販売部の人が自社製品のことを何も知らなくて、製品に南する問い合わせの電話をすべて相方に回してきます。つまり、販売部の人、完全にテレオペしてるだけ。彼の仕事はほぼ相方がやっています。それでもこの販売の人は社長の知り合いだか級友だかなのでクビにはなりません。 そして昨日、この人がまたやらかしてくれました。 専門的な言葉が入るのでわかりやすいものに置き換えて説明すると… 販 「注文入ったから、 アイスクリーム 3個作って!」 相方「え? アイスクリーム ?うちは パン専門 の工場ですよね?」 販 「これからは アイスクリーム もつくるんだ!倉庫に牛乳とか卵とかあるからできるだろ!」 ...

あと10日

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早いもので、一時帰国まで残すところあと10日となりました。 あっという間ですね。5年ぶりだから、未だに実感が湧いてきませんが、週末はお土産の買い出しや、水曜に迫った女性の日のプレゼントを買いに行ってきました。 ママンのプレゼントは本人からリクエストのあった香水。…だったんですが、私たちが買いに行くとなると、娘を預けて行くしかないので、時短のため彼女自ら買ってきてくれて、私たち夫婦はお金を渡しただけでした(笑) 義妹の分はこれまた本人からお茶系とのリクエストがあったので、ハーブティーとチョコ。 私自身の分(形式上、相方からのプレゼント)は、レギパン(日本ではもうそんなに流行ってないでしょうかね?)をゲット。今回の一時帰国は初の子連れフライトなので、動きやすく、締め付けの少ない服がいいかな~と思ったので。 お土産のほうは、今週末はお菓子系を買い漁ってきました。マトリョーシカのような定番のロシア土産はもうあげてしまったし、飾り物系は好き嫌いがあるでしょうから、消え物です! 個包装になっているお菓子を色々買って、詰め合わせを作ります。もちろん箱菓子も買っていきますが、これは大勢集まる所用ですね。 そろそろスーツケース出して、荷物詰め始めないとなぁ…というわけで引っ張り出したら、一瞬でパッキングが終わりました(笑) …まだスペースが残っているので服とかも入れるとしますか。 ではでは。

そして災難は続く(笑)

先日ほっぺちゃんが 熱を出した 我が家ですが、今度は私がやられました。 …といっても、熱が出たんじゃなくて、謎の腹痛。 火曜日の夜からどうも胃のムカムカが収まらず、一昨日の朝からはそこにダルさと微熱が加わりました。そしてみぞおちの辺りに鈍~い腹痛。食欲は完全になくなって、ほぼ1時間ごとに吐き気を催すものの、何も食べてないのでもちろん何も出ず。(汚い話ですみません) 娘の世話も結構しんどくなったので、相方に仕事を早上がりして帰ってきてもらいました。 んで、医者にうちに来てもらおうと電話したら、救急車を呼ぶことに。 出産のとき以外で救急隊のお世話になったのはかれこれ6、7年前。インフルで高熱出した時に強面のオッサンがやって来てお尻に解熱剤を注射されて以来。その時は注射だけで、病院への搬送はありませんでした。 救急車を待っている間、また今回もカッコよくもなんともないオッサンが来て注射なのか…?とビクビクしていたところ、今回はなんと若くて綺麗なお姉さん2人がやって来た(笑) 状況を説明し、お腹の触診をしてもらったあと「盲腸ではないと思うけど、念のため検査しますので、病院へ搬送します」と言われ、人生2度目の救急車、乗ってきました。 準備をしている間考えていたことは 「ほっぺちゃんのご飯、作り置きでよかった~。」 「…でも明後日までの分しかないぞ…」 「処方される薬によっては断乳かぁ~」 ………はい、自分が思っていた以上に母親らしかったんですね、私。 病院では血液検査、尿検査、エコーと念のため婦人科検査をしてもらい、ウイルス性胃腸炎と診断されました。 下痢はしてなかったのでちょっと意外でしたが、炎症が起きる場所が腸より上の方だと下痢よりも吐き気が起きやすいんだとか。 抗炎症剤としては授乳中でも使えるイブプロフェンを使うことにし、あとは症状がある程度収まったら再度血液検査をするように言われただけで、あっさり家に帰ってこられました。それ以降は食事は軽めのものを少しずつ食べ、水分を多めに取り、薬も飲み、今はもうだいぶ具合もよくなりました。 季節を考えるとノロとかロタだったのかな…?両方とももっとすさまじい症状が出るイメージですが… でも一時帰国をすぐそこに控えているので、何か深刻な病気とかじゃなくて本当によかったです。 ...