子供にかける言葉
 ほっぺちゃんが生れてから、周りのパパ・ママたちが子供にかけている言葉に自然と耳が反応するようになった気が来ます。   今日ほっぺちゃんとマルシュルートカに乗った時の事。   買い物の帰りだったのでほっぺちゃんは疲れて抱っこ紐で寝ていました。私の隣には私と同じか少し若いくらいの母親と3歳ぐらいの娘が乗っていて、母親が  「○○(彼女の娘)もあんなに小さかったんだよ~。信じられる~?」  と娘に話しかけていました。   ここまでならただの微笑ましい親子の会話なんですが、この次に母親が発した一言がちょっとひっかかったんです。   「あの子(ほっぺちゃん)はよく寝ていていい子だね。○○も小さい頃はいうことをよく聞くいい子だったのよ。今は悪い子になっちゃったわね。」   ○○ちゃんはちょっと疲れててご機嫌斜めだったのか、むしろママが疲れててご機嫌斜めだったのか、外出先でたまたま何かあったのか、○○ちゃんが本当に最近すっかりいたずらっ子になってしまったのか…   私は○○ちゃんの母親ではないから、上の一言の前に何があったのかわからないので、彼女の発言に対しとやかく言う資格はないでしょう。でも私も親に似たようなことを結構何度も言われてきたからか、なんだかモヤモヤとした気持ちになりました。   「Aちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの?」  「Aちゃんは良い子なのに、どうしてあなたは悪い子なの?」  「昔はいい子だったのに」  「昔は可愛かったのに」   私も将来つい口にしてしまいそうな言葉ですが、私自身が親に言われて傷ついたことは、絶対にというのは中々難しいでしょうからできる限り子供には言わないようにしたいものです。         
