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【ロシアの家庭料理】韓国風人参サラダ Морковь по-корейски

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今日はロシアのたいていのスーパーのお惣菜コーナーに売っている定番料理、韓国風人参サラダを紹介します。 朝鮮系のロシア人が考えた、ナムルのようなサラダです。 ロシア語の名前は  Морковь по-корейски(マルコーヴィ・パ=カレースキ) と言います。 材料 サラダの材料と、ロシア語の名前を一緒に勉強してみましょう。 人参( Морковь ) 1㎏ 塩( Соль ) 大さじすり切り1杯 ★にんにく( Ч еснок ) 3~4片 ★植物油( Растительное масло ) 大さじ3杯 ★砂糖( Сахар ) 大さじ2杯 ★※酢( Уксус ) 大さじ4杯 ★コリアンダー の粉末( Молотый кориандр ) 小さじ半分 ★黒胡椒 の粉末 ( Молотый ч ёрный перец ) 少々 ★赤トウガラシ の粉末( Молотый красный пернц ) 小さじ半分 ★白ごま( Белый кунжут ) 少々(お好みで) ※米酢、リンゴ酢など、お好きなお酢を使ってください。   ロシアの保存食調理用の酢を使う場合は  小さじ1杯 にしてください。 辛いのが苦手な方は赤トウガラシを省いてもいいですが、その場合はただのマリネになります(笑) 植物油については、我が家はオリーブオイル、または精製ひまわり油を使っています。 ごま油を使えばナムル感がさらにアップします。 (こちらはごま油が高いので使っていませんが…) 作り方 作り方はとても簡単です! 人参の皮をむき、細切りにする。 (細切りが面倒な場合は目の大きいおろし金などでささがき状にしてもOK) 人参を塩もみする にんにくを擦りおろし、またはみじん切りにし、 ★の調味料と合わせる ③のマリネ液を塩もみした人参に加え よく混ぜたら、できあがり すぐに食べることもできますが、一晩置いて味をなじませるとさらにおいしいです^^ 冷蔵庫で5日ほど持ちますので、常備菜にどうぞ!

ラジオの日 День радио

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今日、5月7日は День радио (ジェーニ・ラジオ:ラジオの日)です。 ラジオの発明を祝う日で、国の祝日ではありませんが、5月の連休の中日なので、会社や教育機関の裁量で休みになっていたり、勤務時間が短かったりします。 ラジオの日の由来 ラジオの日は1895年5月7日、ロシアの物理学者アレクサンドル・ステファノビッチ・ポポフ(Александр Степанович Попов)が、サンクト・ペテルブルグのロシア物理・化学会で電磁波の受信装置を用いた最初の公開実験を行ったことに由来します。 アレクサンドル・ポポフ(1859 - 1906) ラジオの発明者としては翌年にイギリスで特許を取得し、更には「ラジオ発明」でノーベル賞を受賞したイタリアのグリエルモ・マルコーニのほうが世界的に名前が知られていますが、無線通信の実験を成功させたのはポポフのほうが早かったので、ロシアでは彼こそがラジオの発明者であると認識されています。 (ついでに言うとマルコーニはあまり好かれていません。) そのため、彼はロシアにとって通信技術の父的存在で、彼が神学校に通ったエカテリンブルグやペルミ、大学に通い、無線通信実験を行ったサンクト・ペテルブルグなどには彼の像があります。 因みに「ラジオ〇〇大学」のように、大学名にラジオや無線なとのワードが入っているところにも、彼の像があるようです。 私が住む町、リャザンにある 「リャザン国立ラジオ技術大学(РГРТУ)」(通称:ラジオ大学) にも、本館の入り口正面にはポポフの胸像があります。 そしてどの像にも、台座部分には ПОПОВ АЛЕКСАНДР СТЕПАНОВИЧ 1859-1906 ИЗОБРЕТАТЕЛЬ РАДИО ポポフ アレクサンドル・ステパーノヴィチ 1859~1906 ラジオの発明者 と記されています。 ラジオの日の祝い方 ラジオの日はテレビ、ラジオ関係者、通信技術関連の企業や工場の労働者、工学系教育機関の教師や学生、卒業生、無線愛好家など、多くの人にとっての祝日です。 一般的には関連する教育機関の同窓会やオープンキャンパスの日になっていたりするのですが、祝い方は様々なようです。 トムスクのちょっと過激なラジオの日 今回調べてて一番びっくりしたのは、シベリアの町、トムスクに...

大使館の対応に疑問

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今日はちょっと(また)愚痴りたい。 今回のコロナ関連のドタバタで、在ロシア日本国大使館の対応に疑問を感じています。 来たる5月11日にJALが臨時便を飛ばすことが決定したのですが、その案内に問題がありました。 by  rawpixel.com 2020年4月23日、大使館から1通のメールが来ました。 内容は、 臨時便が出るとしたら乗りたいかの希望調査を行う というもので、 帰国希望者は4月27日までに返信をするように と書いてありました。 私は、締め切り日の時点で帰国を考えていなかったので、返信はしませんでした。 (今も帰る気はないですが、そのことについては後日書こうと思います) 状況は刻々と変わっているので”念のため”希望を出しておくという選択肢もありましたが、  なお,本調査は臨時便が運航される場合の搭乗希望者数の把握を目 的としており,臨時便に関する申込手続ではありません。 今後, 臨 時便の運航が決定した場合には,申込み手続等も含め,別途お知ら せいたします。   (大使館のメールから引用) と書き添えてあったので「実際に飛ぶって、連絡が来てから考えよう」と思い返信しませんでした。 そして5月に入り、最初の3日間、私はインターネットの繋がらない環境にいたのですが、5月3日に自宅に戻ってみたら何やらSNSのロシア界隈が盛り上がっているではありませんか。 5月11日、JALがモスクワ→東京の臨時便を運航することが決定! これだけなら 「アエロフロートに便乗じゃなくて、JALが、日本国が助けに来てくれる!  (乗るのは自腹だけど)」 と、私が搭乗するか否かは関係なく喜ぶことができたと思うのですが、読み進めていくと 「4月23日の希望調査に「帰国希望」と回答した人にしか案内が行っていない」 らしい。さらに読み進めると 「いや、4月23日の希望調査に 「帰国希望」と回答したのに 案内が来ていない」 「そもそも 4月23日の希望調査のメール自体が来ていない 」 などなど、出てくる出てくる…… 現に帰国希望調査に返信しなかった私のところにもJALの臨時便の案内は来ていませんでした。 4月23日のメールにあった  なお,本調査は臨時便が運航される場合の搭乗希...