パスポート更新 + 別名併記
 2012年6月7日更新    ※ロシアを含め、性別によって苗字が変わる国の方と結婚する予定の方は 夫婦別姓 を採用することを強くお奨めします。 別名併記を採用したことにより実際に起こったトラブル については  こちら をお読みください。           過去の記事    今日は相方と日本への婚姻の報告と警察証明の申請、そしてパスポートの更新のためにモスクワにある在ロシア日本大使館に行ってきました。   ロシアでは夫の名字を選んだ私ですが、大使館の人のアドバイスにより日本の戸籍の名字はいじらないことにしました。   ・◆・◆・◆・◆・   ロシアには名字に男性形、女性形、中性形が存在します。   男性形・女性形はそれぞれの性別により使い分けられ中性形は男女どちらにも用いられます。   例えば  Путин (Putin)は男性形。  プーチン元大統領、男の人ですよね。   ではプーチン元大統領の奥さんの名字は???  Путин а  (Putin a )プーチ ナ   男性と女性で名字が若干違うのです!!!   でも男女で名字が同じ場合もあって、それが中性形の名字。  特徴は O で終わるとこ。   例えば  Плющенк о  (Plushenk o )プルシェンコ  フィギアスケートのプルシェンコ選手の場合は  奥さんの名字も  Плющенк о  (Plushenk o )プルシェンコ   とまぁ前置きが長くなりましたが、  ロシアには3タイプの名字があると言うことです   ・◆・◆・◆・◆・   日本の法律では、結婚して名字を統一する場合は、一字一句同じ名字にしなければなりません。   山田さんが田中さんと結婚して、「私は間を取って山中になるわ」ということはできないということです。   つまり、男性形の名字のロシア男性(例:Morozov)と結婚して日本の戸籍の名字を変えるとなると、女性形の名字(Morozov a )は夫の名字と違うので登録はできず、夫とまったく同じ名字であるMorozov で登録することになります。   この場合、日本で何か公式な書類を作成してロシアに持っていったた際に「こっちで登録さえてる名字と違うやんけ」とイチャモンをつけられる可能性があります。   ではどうするのか????   そこで登場するのが 別名併...